津工が鮮やかな勝ち越し劇で初戦突破、3年ぶりの新ユニホームが好影響

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 津工が“ライオンズブルー”を彷彿とさせる鮮やかな勝ち越しの試合展開を見せ、プロ野球夏の大会で3年ぶりに初戦を突破しました

この試合では、八回表に松阪工に追いつかれたものの、その裏での活躍が光りました

 試合は1-1の同点の状態で、8回表に松阪工に同点にされましたが、津工の攻撃はその裏で始まりました

中前打で出塁した3年生の2番打者、麻生選手は、犠打と暴投を利用して三塁に到達

そこから1死一、三塁の絶好のチャンスが到来します

 打席には代打として西森選手が立ちました

ここで監督からのスクイズサインが出され、今年の1年生はこの状況に挑みました

西森選手は松阪工の主戦が投じた2球目を狙い、球を投前に転がし、麻生選手を生還させることで決勝点を奪い取りました

 この試合を彩ったのは津工が今年6月に新たに変更したユニホームです

白を基調としたデザインから、西武ライオンズを思わせる水色のユニホームに変わり、「さわやかで球場に映える色」を目指した新しいデザインが採用されました

2年連続で夏の初戦敗退を喫していたチームに、新しい風を吹き込むために、就任2年目の瓦井監督のアイデアが導入されたものです

 選手たちの間でも新ユニホームの評判は良好で、麻生選手は「目立って良い」と語り、この後の2回戦に向けても「似たような試合展開になるけど変えずに行く」と意気込みを見せています

津工は5年ぶりのベスト16進出を目指し、試合に挑む姿勢を見せていました

津工の初戦突破は、新しいユニホームの導入が選手たちに与えたモチベーションの上昇にも起因していると思います。新しい環境がチーム全体に良い影響を与え、選手たちが自信を持ってプレーできる状況が整ったのではないかと考えます。特に、若い選手が重要な役割を果たす中で、チームが一体感を持てたことが勝利に繋がったのではないでしょうか。
キーワード解説

  • ユニホームとは?:ユニホームとは、スポーツチームが活動時に着用する特定の衣服を指します。チームのアイデンティティを表現するため、デザインや色が特に重要です。
  • スクイズとは?:スクイズとは、野球において、ランナーを得点させるために打者がバント(ボールを軽く押し出す打撃)を行う戦術のことです。通常、一塁や三塁にいるランナーをホームに進める目的で使用されます。
  • 決勝点とは?:決勝点とは、試合の結果を決定づける得点のことを指します。つまり、これ以降に相手チームが同点または逆転することができないような点数を犠牲にした際に使用される言葉です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。