西武、ベルーナドームに新たな冷涼化設備「BIG WATERFALL」を導入

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西武ライオンズは8月8日、ベルーナドームでの楽天戦に際して、新たに「BIG WATERFALL(ビッグウォーターフォール)」と呼ばれる演出設備を導入することを発表しました

この設備は、観客が熱中症にかかりやすい夏の観戦中に冷涼感を提供することを目的としており、大規模ミスト設備に加えて実施されます

新たな滝の演出の詳細

「BIG WATERFALL」は、ベルーナドームの1塁側と3塁側メインコンコースの入口付近の屋根に設置された複数のノズルから水を噴出し、滝を形成します

開場から7回終了までの間に、1回につきおよそ1分30秒の間で複数回の放水を行い、観客に涼しさを提供します

ミスト設備の拡充

さらに、従来から実施されている大規模ミスト設備に加え、メインコンコースのミストも拡充されることになりました

具体的には、「THERMOS ステンレスカウンター」の設置ブロックごとに1本ずつミストポールが配置され、1塁側と3塁側で合計36カ所に設置されます

また、観客席内の通路にも新たにミスト設備が導入され、さらなる冷涼感の提供が図られます

運用に関する注意点

冷涼化設備の運用は、天候や温度、湿度に応じて日々検証と調整が行われるとのことです

また、来場者に対しては「氷のう専用氷チャージスポット」を6月14日から設置しており、新たにライトスタンド後方にもチャージスポットが追加されました

今後の展望
さらに、8月1日から31日に行われる「ライオンズフェスティバルズ2025 supported byウォータースタンド」の期間中には、得点時に大量の水が噴射される「ライオンズスプラッシュシート」など、多くの冷涼化イベントが予定されています

これにより、観客は試合をさらに楽しみながら快適な環境で観戦できるようになるでしょう

今回の西武の取り組みは、夏の観戦シーズンにおける観客の快適性を向上させるためのものです。特に、熱中症のリスクが高まる季節に対して、冷涼化設備を積極的に導入する姿勢は評価されるべきです。
キーワード解説

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