この設備は、8月9日の楽天戦から使用開始される予定で、球場の屋根上から水が落ちる滝を演出するものである
新たな冷涼化設備の詳細
「BIG WATERFALL」は、一、一塁側と三塁側のメインコンコース入り口付近に設置される複数のノズルから水が噴出し、滝のように流れ落ちる設計になっているこれにより、観客は涼しさを感じながら観戦を楽しむことができる
稼働時間は開場から試合が7回終了するまでで、一度の放水は1分30秒間実施され、その間に数回の放水が行われる
観客の体験向上を目的とした新設備
流れ落ちる水の下には観客が自由に入ることができ、全身で「涼」を体感することができるまた、ライトアップも計画されており、これからの野球観戦の新しいスタイルを提案するものとなる
さらに進化する暑熱対策
加えて、同日からはメインコンコースや観客席内の通路にミスト設備も導入され、暑熱対策の強化が図られている球団は「冷涼化設備については天候、温度、湿度などに応じて日々の運用を行い、適正な運用に向けた検証を進めていく」と報告している
気候変動の影響への対応
ベルーナドームでは気候変動の影響も考慮されており、「高温多湿問題」が深刻な課題となっている先月27日の日本ハム戦では、エース・今井達也投手が体調不良を訴え、緊急降板の際に熱中症の診断を受ける事態も発生している
今回の西武の取り組みは、天候による影響を受けやすい球場において、観客の快適性を向上させるためには非常に重要です。「BIG WATERFALL」の導入によって、新しい観戦体験が創出されることが期待されます。また、選手の健康管理にもつながると思われるため、今後の結果が注目されます。
キーワード解説
- BIG WATERFALLとは?水が噴出し、観客が涼を感じるための設備で、野球観戦を快適にすることを目的としています。
- 冷涼化設備とは?球場内の温度を下げるために設計された設備で、特に暑い時期に効果を発揮します。
- 高温多湿問題とは?球場内で高温や湿気が問題となり、選手や観客の健康に影響を与える状況を指します。

