中日の初回攻撃に解説者が苦言、得点機会を逃す展開

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2025年7月8日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-中日』において、元プロ野球選手で解説者の佐々木主浩氏が中日の初回攻撃についてコメントを行った

中日はこの回、まず1番打者の岡林勇希がレフト前に安打を放つと、相手レフトのキャベッジのファンブルを利用して二塁に進塁した

ノーアウトの状況で二塁に走者がいるという絶好のチャンスが訪れる

しかし続く打者、村松開人は二直に倒れ、貴重な得点の機会を失ってしまう

佐々木氏は、その打撃について「当たりとしては良かった」としつつも、「ただし、もしこの打球がゴロであれば三塁に進むことができ、得点チャンスを広げられた

そういったバッティングを期待したかった」と苦言を呈した

つまり、バッティングの技術が試合の流れを大きく左右することを示唆している

続く打者の上林誠知はセカンドゴロに倒れたが、岡林は三塁に進む

しかし佐々木氏は「あそこでランナーが三塁にいた場合、守備側は前進守備を取ることになるので、得点が容易になる

こうした戦術的な工夫が、下位チームにとっては非常に重要だ」と指摘した

結局4番のボスラーが右飛に倒れ、中日は先制点を奪うことができなかった

この中日の初回攻撃に対する佐々木氏の指摘は、試合の流れや得点のチャンスを逃さないための重要な戦術を示しています。特に下位チームが上位チームに挑む際は、そうした細かな戦略が勝敗を分けることになるでしょう。中日の育成とともに、こうした意識向上が必要だと感じます。
キーワード解説

  • ノーアウトとは?試合中、アウトがない状態のことを指し、得点のチャンスが大きく広がる場面です。
  • ファンブルとは?守備側がボールを取りそこなうことを指し、これにより攻撃側が進塁する機会が生まれます。
  • 前進守備とは?ランナーが三塁にいるときに行う守備位置のことで、得点を防ぐために内野手が前に出るように配置します。

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