ヤクルト・田中陽翔、プロ初出場も三振に終わる

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◇8日 ヤクルト0―4DeNA(神宮) ヤクルトのドラフト4位ルーキーである田中陽翔内野手(群馬・健大高崎高)が、12球団の高卒新人として一番乗りで1軍デビューを果たした

この日は1軍初昇格の日で、4点を追う8回1死から代打として登場した

しかし、登板した外国人投手であるウィックとの対戦で、3球三振に倒れてしまった

試合詳細

田中選手が対戦したウィックは、プロ野球でも稀に見る速球投手で、この試合では最初の1球目が内角低めに159キロという直球

その後の2球目は真ん中低めのカットボール、最後は外角低めの158キロの直球で、いずれも対応できず見逃し三振となった

田中選手は「見たことのない球だった」と驚きの様子であった

今後の目標

初の1軍出場を果たした田中選手は、「経験を積んでいけば慣れると思うので頑張りたい

次はしっかり初球から振りにいける準備をしたい」と意気込みを新たにし、今後の成長を誓った

指揮官の期待

高津監督は「ファームでよく頑張っているので、ぜひ経験させてあげたいという気持ちで(1軍に)上げました

今はいろいろ見て経験して勉強してというところ」と述べ、今後の成長に期待を寄せた

父の影響
田中選手の父は元プロ野球選手の充さんで、ロッテとヤクルトで投手として活躍した

堅守の大型遊撃手である田中選手は、打撃技術も高く、将来のレギュラー候補として多くの期待を集めている

ヤクルトの田中陽翔選手がプロ初出場を果たしたことは、彼にとって重要な第一歩である。速球投手との対戦は、彼の経験値を上げる貴重な機会となったものの、結果的には三振で終わり悔しさもあったに違いない。今後はさらなる経験を積み重ねて来シーズン以降に期待したい。
キーワード解説

  • ドラフト制度とは? 選手がプロ野球チームに入団するための選択方法であり、チームが選手を指名することで契約の機会が得られる。
  • プロ野球とは? 日本国内で行われる、プロフェッショナルな野球リーグのことで、競技レベルが非常に高い。
  • 三振とは? バッターがボールを打てずにアウトになることで、3回のストライクで成立する。
  • 速球とは? 投手が投げる球の速さが非常に高い投球を指し、打者にとっては直前に判断することが難しい。

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