この試合で、ソフトバンクの近藤健介選手が3週間ぶりの先発復帰を果たし、満塁本塁打を放つなど目覚ましいプレーを見せた
近藤選手は、三回の表に1死満塁の場面で打席に立ち、変化球をしっかりと捉え、右翼席に飛び込む満塁本塁打を記録した
この一撃は、近藤選手にとって通算100号目のホームランであり、復帰戦に花を添える結果となった
試合後、近藤選手は「もちろん(離脱中の)悔しさはあった
ここから貢献できるように」と笑顔でコメントした
昨シーズン、パシフィック・リーグの最優秀選手(MVP)に輝いた近藤選手だが、今シーズンは開幕直後に腰痛を訴え、戦列を離れていた
5月下旬に復帰したものの、再度左かかとを負傷し、しばらくは代打としての起用が続いていた
この日は、6月17日の広島戦以来となる先発出場で、「かなり緊張した」とのことだが、最高の結果を残し「ホッとした」と安どの表情を浮かべた
八回には追加点となる適時打も放ち、合計5打点を記録
小久保監督は先週の試合での起用を控えた理由として「ぶり返される方がチームとしては痛い」と話し、今後も選手の状態を慎重に見極めながら起用を進める方針を示した
しかし、万全ではない状態でも打席に立つ近藤選手の存在は、チームにとって非常に心強いものである
5月1日には借金7を抱えて最下位に沈んでいたソフトバンクだが、この勝利により貯金は13に達した
現在、日本ハムやオリックスと熾烈な首位争いを繰り広げており、近藤選手の完全復活が今後の鍵を握ることになりそうだ
近藤選手の復帰戦は、個人としてもチームにとっても非常に重要な意味を持つものでした。特に、満塁本塁打を放ったことは、今シーズンの彼にとっての大きな自信になるでしょう。また、チーム全体が調子を上向かせる中で近藤選手が果たす役割は多大です。これからの試合でも彼の活躍に期待がかかります。
キーワード解説
- 満塁本塁打とは? 試合中、満塁(ランナーが3塁までうまく進んでいる状態)の場面でホームランを打つことを指します。この場合、全てのランナーが得点できるため、極めて大きな得点をもたらします。
- MVPとは? Most Valuable Playerの略で、各リーグや大会で最も優秀な選手に贈られる称号です。プレーの質、チームへの貢献度が評価されます。
- 変化球とは? スピードやボールの軌道が通常のストレートと異なる投球のことを指します。投手が打者を困惑させるために投げる重要な球種です。

