泉口選手が逆転の三号ソロ本塁打を放つ 巨人が中日に劇的勝利

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◆JERA セ・リーグ 巨人5x―4中日(8日・ヤマリョースタジアム山形)山形の夜空に輝く泉口選手の打球が、スタジアムに新たな興奮を呼び起こしました

試合が進む中、1点差で追いかける巨人の泉口選手は、7回の先頭打者として迎えた打席で、カウント1―2から放たれた金丸投手の外角高めに投じた134キロのカットボールを右手一本で豪快に振り抜きました

この打球は右翼ポール際へと運ばれ、今季3号のソロ本塁打となりました

「切れないで、と思っていました」という泉口選手の言葉からも、必死の思いが伝わってきました

この一撃により試合は同点となり、その後巨人は逆転勝利を収めました

泉口選手は「いつも投手陣が頑張っているので、何とか追いつくことができてよかったです」と喜びの声を上げました

彼はここ数試合の成績が振るわなかったにもかかわらず、この貴重な一発で見事に復活を果たしました

さらに、泉口選手は「地方の鬼」と呼ばれる名の通り、本拠地以外の球場でも大活躍しています

5月の広島戦ではマルチ安打、金沢での同戦では3安打を記録するなど、地方での試合において圧倒的な打率を誇ります

特に今季は3戦での打率は驚異の6割6分7厘です

多くの選手が普段とは異なる環境に適応するのに手間取る中、26歳の泉口選手は全くその影響を受けない様子です

山形初見参の試合でチームは劇的なサヨナラ勝利を収め、「勝ったのでいい思い出になりました」と笑顔を浮かべました

本シーズンは開幕から2軍スタートでしたが、4月中旬に遊撃手のレギュラーとしてスタートを切ります

今回の試合では打順が3番から6番に下がりましたが、「状況に応じて考えることはたくさんありますけど、根本は本当に後ろにつなぐっていうことだけ

優勝できるように、そのピースになれるように頑張ります」と語り、チームの勝利に貢献する意欲を示しました

今回の試合での泉口選手の活躍は、チームにとって非常に重要な意味を持っていると言えます。打順が変更されても、チームの勝利に向けた強い意志を持ち続ける姿勢が、彼を中心にチーム全体の結束を高める要因となることでしょう。特に地方球場でのパフォーマンスには目を見張るものがあります。
キーワード解説

  • カットボールとは?投手が放つ直球を元に、変化を与えるために横に曲げる投球技術のことです。バッターにとって捉えづらい球種です。
  • マルチ安打とは?試合中に二つ以上のヒットを打つことを指します。選手の打撃力を示す重要な指標です。
  • サヨナラ勝利とは?試合の最終回に点を挙げて勝利することを指します。特に劇的で感動的な瞬間として記憶されます。

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