これにより沼田選手の背番号は『015』から『71』に変更されることとなる
沼田投手は球団の公式ホームページを通じて、「ヤクルトに拾ってもらい、3年目でやっとスタートラインに立てました
ここまで、いろいろな方々に支えていただいて、今があるので感謝を忘れず、恩をお返しできるように一生懸命投げたいです
また、同級生の荘司投手と一軍で一緒に投げようと話していたので、早く実現できるように頑張ります」とコメントを寄せた
沼田選手は2018年の育成ドラフトで3位指名を受け、読売ジャイアンツに入団
2020年に支配下選手になり、一軍に昇格したが、その年には5試合、翌2021年には2試合の登板にとどまった
その後、2022年から再び育成選手となり、2023年には東京ヤクルトスワローズに育成選手として入団した
今シーズンはファームで20試合に登板し、1勝0敗、2セーブ、防御率1.42という好成績を残している
沼田翔平投手の支配下選手契約締結は、彼の努力が実を結んだ結果と言える。特に育成選手から支配下選手への昇格は難しい道のりであり、彼の粘り強さが光っている。今後、一軍での活躍が期待される中、同級生の荘司投手との共演が実現すれば、チームにとっても大きな追い風となるだろう。
キーワード解説
- 支配下選手契約とは?:プロ野球の選手が特定のチームに正式に所属する契約で、選手に対して年俸が支給される。
- 育成選手とは?:プロ野球チームが選手の育成を目的として契約する形態で、支配下選手とは異なり契約金や年俸が低く設定されることが多い。
- 防御率とは?:投手が与えた失点数を基に算出される指標で、少ないほど投手の成績が良いとされる。通常は9イニング(1試合)当たりの点数で表される。

