楽天・荘司康誠、約1カ月半のブランクを経て実戦復帰

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<イースタン・リーグ:ヤクルト2-1楽天>◇9日◇戸田 コンディション不良により戦列を離れていた楽天の荘司康誠投手(24)が、約1カ月半ぶりに実戦に復帰した

イースタン・リーグでのヤクルト戦において、先発登板を果たしたものの、試合は2-1で楽天が敗れた

荘司は今季初勝利を挙げた5月24日の日本ハム戦以来、久しぶりのマウンドとなった

試合では、4回を投げ、64球で3安打を許し、2失点を喫したものの、5奪三振を記録した

初回には無死一、二塁のピンチを迎えながら、3番の長岡と4番の村上をいずれもフォークボールで空振り三振に仕留めるという見事な投球を披露した

さらに、捕手の水上が一塁走者をけん制で刺し、初回は無失点で切り抜けた

一方、2回にはモイセエフ選手に直球を捉えられ、先制の2ランホームランを許したが、3回には再び村上選手をフォークで空振りさせ、投球を立て直した

「自分の中で手応えはあまり良くなかったが、無難にどの球もゾーンに投げられたかなと思う」と述べる荘司

特にフォークに関しては「その中でも良かった」と振り返った

また、「無事に投げられたので良かった」と安堵の表情も見せた

次回の登板に関しては「100球ぐらい投げられたらベストだと思うので、それぐらい投げられるようにしっかり準備できたら」と意気込みを語った

今回の荘司康誠選手の復帰は、楽天にとって重要なニュースです。長期の離脱からの復帰ということで、選手自身も自信を取り戻すための重要な試合だったと言えるでしょう。特に変化球での三振奪取も見られ、今後の成長を期待させる内容でした。次回の登板がより一層楽しみです。
キーワード解説

  • フォークとは?:フォークは、投球の一つで、ボールが急激に落下するように投げられる変化球です。打者にとっては、見えるボールが急に落ちるため、打ちにくい球種です。
  • 奪三振とは?:奪三振は、ピッチャーが打者を三振にすることで、打者がボールを打てずにアウトになることを指します。
  • イースタン・リーグとは?:イースタン・リーグは、プロ野球の二軍のリーグの一つで、主に関東地方を中心に開催される試合を含み、若手選手の育成を目的としています。

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