楽天、中島大輔の快挙で連勝を飾る 西武とのゲーム差を縮める

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◇9日 西武0―2楽天(ベルーナドーム)楽天は、急遽救援陣でつなぐブルペンデーで臨んだ試合で見事に連勝を達成し、5カードぶりの勝ち越しを果たしました

これにより、順位の上位に位置する西武とのゲーム差は「2」に詰まりました

試合のハイライトは、2年目の中島大輔外野手がプロ野球タイ記録となる4試合連続三塁打を放ったことです

この活躍は、1960年5月に達成された長嶋茂雄選手(巨人)の記録に並ぶものです

この後中島選手の一打を受けて、次の打席で新外国人選手ボイトが左中間席にワンバウンドでボールをヒットさせ、エンタイトル適時二塁打を記録

これにより、楽天は先制点を獲得しました

さらに、打率トップの村林選手もセーフティースクイズを決め、追加点を奪いました

投手陣に目を移すと、当初先発予定だった新外国人右腕ハワード選手が前夜に上半身の張りを訴え、急遽先発を回避しました

その代わり、通算215試合目で初先発を務めた中継ぎ右腕今野龍太選手が、走者を許しながらも2イニングを無失点に抑えました

続く渡辺翔選手、柴田選手、西垣選手、加治屋選手、則本選手も無失点リレーを完成させ、西武打線に決定打を許しませんでした

特に、3番手の柴田大地選手はプロ初勝利を挙げ、その活躍が光りました

楽天の試合は、特に中島選手の素晴らしい活躍が目立ち、歴史的な瞬間を演出しました。投手陣も新たな戦略に適応し、見事に連勝につなげたことから、今後の試合に向けた期待が高まります。若い選手たちの成長が感じられる試合内容でした。
キーワード解説

  • ブルペンデーとは?:試合の中で先発投手ではなく、主に中継ぎの投手が先に登板する戦略を指します。この戦略は、特定の先発投手がいない時に使われることがあります。
  • エンタイトル適時二塁打とは?:打球がフェンスに達し、打った選手が二塁に到達する時に、他の走者が本塁に得点することができるヒットを指します。
  • セーフティースクイズとは?:バントで出塁を狙う戦略です。走者が得点するために投手や捕手の手を使って、ボールを野手に取らせずに進むことを目的とします。
  • 無失点リレーとは?:連続して投げる投手たちが、相手チームに得点を許さずに試合を進めることを指します。チームの防御力を高める重要な要素です。

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