巨人・荒巻悠、プロ初ホームランを記録

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◆JERA セ・リーグ 巨人―中日(9日・あづま球場) 巨人のドラフト3位ルーキー、荒巻悠内野手(上武大)が、プロ野球において通算24打席目で待望のプロ初本塁打を放ちました

試合は降雨と雷による2度の中断を経て行われ、荒巻は「7番・一塁」として先発出場

0-0の均衡が続く中、迎えた2回の1死の場面で、6球目の高めの140キロカットボールを打ち返し、壮大なホームランを右翼席へ運びました

本塁打を打った瞬間、荒巻は雄たけびを上げながら全力疾走し、ダイヤモンドを一周

ベンチに戻ると、先輩選手たちから手荒い祝福を受けました

荒巻は、184センチ、93キロの堂々たる体格を誇り、上武大時代には最大で140メートルの打球を放った実績を持つ強打者です

しかし彼は、4月にファームの試合中に右手第3指末節骨を骨折し、長期間のリハビリを強いられました

その苦労を乗り越え、プロとして大きな一歩を踏み出したこの瞬間は、彼にとって特別な意味を持つことでしょう

荒巻選手は試合後、「もう最高です

センター返しの意識でヘッドがうまく効いてくれました

次も打てるよう頑張ります」と、本音を語りました

この言葉には、若干の緊張感と、次に対する意欲が感じられます

荒巻悠選手のプロ初ホームランは、彼の今後のキャリアにおいて重要な意味を持つでしょう。故障から復帰し、待望の成果を手に入れたことは、彼自身のモチベーションにもつながります。また、若手選手の活躍は、チーム全体にも良い影響を与えるはずです。これからのさらなる成長を期待したいところです。
キーワード解説

  • プロ初本塁打とは? プロ野球選手が公式戦で最初に打ったホームランのことを指します。この瞬間は選手にとって非常に特別で、感慨深いものがあります。
  • カットボールとは? ストレートに似ているが、わずかに横に滑るような球種で、打者にとってはバットを振るタイミングをずらされやすいです。
  • ダイヤモンドを一周とは? ホームランを打った後、基本的にプレイヤーが塁を回ることを指し、全ての塁を踏んでホームベースに戻ることを言います。

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