巨人の守護神マルティネス、逆転3ラン被弾でセーブ失敗

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◇セ・リーグ 巨人2―3中日(2025年7月9日 福島) 巨人の新守護神、ライデル・マルティネス投手(28=キューバ)が9日の中日戦で5試合ぶり、今季33試合目のリリーフ登板を果たしました

しかし、2点リードの9回表に、代打・細川に逆転の3ランホームランを浴びてしまい、登板2試合連続となる今季2敗目(1勝26セーブ2ホールド)を喫しました

このマルティネスのセーブ失敗は、中日時代の2023年5月3日に遡り、798日ぶりとなるものです

試合の流れは2―0で迎えた9回、マルティネスが4番手として登板しました

まずは代打・ブライトを二飛に打ち取るも、岡林と辻本に連続ヒットを許し、その間に自身の暴投で1死二、三塁とピンチを広げました

上林を三振に仕留め、2死二、三塁とし、勝利まであと1人というところで、打席に迎えたのが4番・細川でした

フルカウントからの7球目、スプリットが甘く入り、細川はこれを逃さず左翼スタンド中段へ運びました

これにより、マルティネスは記録的な好投をした井上の白星を消し去る結果となりました

阿部監督はここで5番手の右腕・船迫にスイッチ

しかし、マルティネスは登板後も衝撃の強さを抱え、顔を上げられない様子でした

マルティネスは前回の阪神戦でもサヨナラ負けを喫しており、この2試合連続の失敗が与える精神的な影響は計り知れません

今季の成績もその影響を反映しているかもしれません

彼はこれまで32試合目で初失点を喫し、セ・リーグ新記録を逃しました

今後、どのように立ち直り、チームに貢献していくのかが注目されます

今回の試合は、巨人の新守護神であるマルティネスが、勝利の手を逃す結果となりました。特に逆転の3ランホームランを浴びた瞬間は、彼にとって非常に大きなショックとなったと思います。選手は精神的にも強い必要がありますが、こうした局面でどのように冷静さを保つかが重要です。今後、彼がどのように立ち直るかが期待されます。
キーワード解説

  • リリーフ投手とは?:試合の後半に出てくる投手で、先発投手が降板した後に試合を締めくくる役割を持っています。
  • セーブとは?:試合の終わりに自チームがリードを保ちながら登板した投手が記録するもので、特定の条件を満たす必要があります。
  • 暴投とは?:投手が本来の意図とは違うところにボールが投げられることを指し、相手チームに得点のチャンスを与えることになります。

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