菅井信也投手、西武打線の援護なく6回途中2失点で降板

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<西武-楽天>◇9日◇ベルーナドーム 西武の若手投手、菅井信也(22)が、打線からの援護を受けられず、6回途中でマウンドを降りることになった

菅井は、この試合を通じて6回を投げ、2失点という成績を残したが、その裏には打線の劣調が影響している

菅井は、試合の序盤、1回と2回を完全に抑え、5回終了時点まで1安打無失点と好投を続けていた

彼のピッチングはリズムが良く、打者を翻弄する精彩を放っていた

しかし、西武打線はこの良い流れを生かすことができなかった

特に、2回と3回には2イニング連続で満塁の好機を迎えながら、打点を上げることができなかった

結果的に、試合は0-0のまま進行していた

迎えた6回、菅井は1死から楽天の中島にプロ野球タイ記録となる4試合連続三塁打を浴び、一気にピンチが訪れた

続けざまに、2死一・三塁からボイトに先制の適時二塁打を許し、0-1とされた

その上、2死二・三塁の場面では、5番村林が三塁前に巧みなセーフティーバントを決め、適時内野安打で2点目を失い、ちょうどその辺りで交代を告げられた

この試合を見た多くのファンは、菅井の精力的な投球に期待を寄せた一方で、打線の奮起が必要であることを痛感しただろう

今回の試合は、西武にとって厳しい結果となった。菅井投手の好投にもかかわらず、打線が機能しなかったのは痛手だ。特に、満塁のチャンスを活かせなかったことは、今後の試合でも課題となるだろう。また、若手投手が力を発揮している中で、打線がそれに応えられない現状が続くと、チーム全体の士気にも影響が出る可能性がある。
キーワード解説

  • 菅井信也とは?23歳の若手投手で、西武ライオンズに所属。安定した制球力と多彩な球種が魅力。
  • 無援護とは?投手が良いピッチングをしているにもかかわらず、打線が得点をあげないこと。
  • 満塁とは?塁上に走者が三人いる状態で、どの打者でも点が入る可能性が高い場面を指す。
  • セーフティーバントとは?バントした後に走者が安全に塁に出るための技術。バントが転がることで相手の守備が混乱することを狙う。

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