阪神の森下、7回の適時三塁打で勝利に貢献

（セ・リーグ、広島ー阪神、14回戦、9日、マツダ）阪神タイガースは、7回に外野手の森下翔太（24）が放った適時三塁打により、貴重な追加点を奪って勝利に近づいた

この試合では、序盤から両チームが得点を重ね、2-1と接戦のまま進行していた

ラッキーセブンと呼ばれる7回表、先頭バッターの近本がこの日3本目のヒットを放ち出塁

続いて中野が犠打を成功させ、1死二塁の好機を迎えた

ここで登場したのが、これまで無安打だった森下だ

彼は投手の追い込みにも冷静に対処し、右中間への鋭い打球を放つ

中堅手の中村奨がダイビングキャッチを試みたものの、打球はグラブをかすめて三塁到達の適時打となった

森下にとって今季初の三塁打であり、プロ通算では4本目の重要な一打となった

この一打は、長らく打ち込まれていた大瀬良投手に対しても引導を渡す意味を持つ

今回の試合での森下選手の活躍は、チームの士気を高める要素となった。適時三塁打は勝利を引き寄せる重要な一手であり、開幕から続いた厳しい状態を克服するきっかけになるかもしれない。

キーワード解説

• 適時三塁打とは？試合中に選手がヒットを打った際、次の塁へ進める得点を狙って打つ三塁打を指す。
• ラッキーセブンとは？野球の試合において、7回に得点が生まれることが多いとされるためにそう呼ばれる。