西武、4連敗の苦境に直面 – 得点力不足が響く

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◇パ・リーグ 西武0ー2楽天(2025年7月9日 ベルーナD)西武ライオンズは、楽天イーグルスとの対戦で0-2と完封負けを喫し、4連敗となった

試合は、継投策を駆使する楽天に対して西武打線が沈黙する展開となった

チャンスを生かせず

西武には得点のチャンスが何度かあった

初回には長谷川が18打席ぶりの安打を記録し、1死二塁の状況を作ったが、続くドラフト2位の渡部聖およびネビンが凡退し、得点には至らなかった

さらに2回には1死満塁のチャンスを迎えたが、源田が併殺打に倒れ、3回には2死満塁の場面で西川が左飛に倒れた

ピッチャー・菅井の苦戦

先発の菅井は5回2/3を投げて4安打2失点に抑えるものの、打線の援護がなく4敗目を喫した

菅井は失点を最小限に抑えたものの、打線が得点をあげられないことが敗因となった

持ち直しが求められる打線

西武の打線は、直近10試合で3得点以下が続き、また5カード連続で負け越しと調子が上がらない

交流戦終了時点では6つの貯金があったものの、現在はゼロとなっている

西口監督は試合後に「序盤のチャンスで得点ができなかったことが、今日の敗因

若い選手が苦しんでいるが、この状況を打破してもらいたい」と更なる奮起を求めている

西武ライオンズの4連敗は、得点力不足に起因していることが明白です。特にチャンスを生かせないことは、チーム全体の士気に影響を与えかねません。若手選手の成長が求められますが、監督が示す道筋が重要です。
キーワード解説

  • 継投策とは? - ピッチャーを複数人起用して試合を進める戦術のことを指し、特に打者との相性を考慮して使われる。
  • ドラフト2位とは? - プロ野球の選手選択会議で、指名順位によって各チームが望む選手を指名できる制度のことで、次世代のスター選手を選ぶ重要な機会である。
  • 併殺とは? - 一度の打席で2人の走者をアウトにするプレーのことを指し、守備チームにとっては非常に有利な状況を創り出す。

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