中日・松木平優太、ウエスタン・リーグで好投し1軍昇格に向けアピール成功

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◇9日 ウエスタン・リーグ オリックス4―5中日(杉本商事BS舞洲) 中日ドラゴンズの松木平優太投手(22)が、9日行われたウエスタン・リーグのオリックス戦に先発し、7イニングを投げて5安打1失点の好投を見せた

試合は中日が5-4で勝利し、松木平はその成績で一軍昇格へ向けた強いアピールをした

投球内容の振り返り

松木平投手は、前回の1日の広島戦では先発として4イニングを投げながら8安打4失点と精彩を欠いていたが、この日の登板ではしっかりと修正してきた

試合後、松木平は「コーチから『大胆に投げろ』と言われ、それを意識できた

腕をしっかり振って投げることができ、変化球も良い切れで投げられた」と自信を見せた

試合の流れ

試合の初回は三者凡退に抑える理想的な立ち上がりを見せた松木平

しかし2回には先頭打者のオリバレスに四球を与え、続く杉沢の右翼への犠飛によって1失点を許した

それ以降は、3回以降にランナーを二塁に進めることなく、7回までスコアボードに「0」を並べ、最速146キロの速球を武器に敵打線を封じ込めた

計115球を投げ、2奪三振、四球は1つであった

監督の評価

落合英二2軍監督は、松木平の投球内容を高く評価し「今日は踏み出す左足が良かった

これが安定すれば、ボールもベース板で強くなる

今日はそれができていた」と述べた

今後の展望
松木平は昨年7月に支配下登録され、プロ初勝利を挙げた後、8試合に登板して2勝4敗を記録している

しかし今季は2月末に右足首を痛めた影響でリハビリを要し、5月に実戦復帰したものの今まで一軍登板はなく、二軍での調整を続けている

彼は「一戦一戦、ファームの試合を大事にしていきたい

先のことは考えず、目の前の試合に集中してやっていきたい」と、冷静に1軍昇格を目指す姿勢を見せている

松木平選手の7イニング1失点という好投は、プロ野球において非常に貴重な成果です。特に変化球のキレが良かった点や、初回の三者凡退は投手として自信を持たせるポイントです。監督からも好評価を受けており、今後の1軍昇格に向けさらなる期待が高まります。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:日本のプロ野球における2軍のリーグで、選手の育成や調整が行われる場所です。
  • 投手とは?:野球における守備の役割で、バッターに向かってボールを投げる選手を指します。
  • 奪三振とは?:投手がバッターを3回ストライクでアウトにすることを指します。この成績は投手の実力を示す重要な指標です。

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