埼玉西武ライオンズ、ベルーナドームの暑さ対策を強化

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
埼玉西武ライオンズは、2025年7月8日に本拠地であるベルーナドームに新たな暑さ対策として、ミスト設備を導入することを発表しました

これは、選手や観客が快適に試合を楽しむための取り組みで、シーズン終了まで行われるすべての一軍公式戦で実施される予定です

ミスト設備の導入

新たに追加されたミスト設備は、屋根の上部や支柱からミストが噴射される仕組みになっています

このミストは体感温度を約5度下げる効果があり、観客にとっても快適な観戦環境を整える助けとなるでしょう

また、8月9日から行われる楽天戦では、「BIG WATERFALL」と称して、屋根上から水が滝のように流れる施策も予定されています

選手向けの暑さ対策

選手の健康を守るための対策も進められています

これまでにもベンチ裏には空調設備や冷風機が設置され、ベンチ内ではシャーベット状のドリンクを提供するなどの工夫が施されてきました

新たに、業務用冷蔵庫も設置され、ネッククーラーやアイスパックなど、選手が身体を冷やすためのアイテムも用意されます

ファンからの意見

ベルーナドームは自然光を取り入れた設計が特徴ですが、その反面、夏場は蒸し暑くなる傾向があります

ファンの中には「サウナみたいだ」と感じる声があり、さらには「サウナー向けのマーケティングをしてはどうか」という意見も出ています

球団の広報担当者は、選手とお客様両方にとって快適な環境を整えるための取り組みを続ける意向を示しています

埼玉西武ライオンズがベルーナドームにおいて暑さ対策を強化するニュースは、選手や観客の健康を第一に考えた重要な取り組みです。ミスト設備やネッククーラーの導入は、特に夏場の試合を快適に過ごすために欠かせない施策となるでしょう。ファンからの意見にも耳を傾け、環境改善を継続する姿勢は今後の球団の方針に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • ミスト設備とは?:屋外での暑さを和らげるために水蒸気を空気中に噴射する装置のことを指します。これにより体感温度を下げ、快適な環境を提供します。
  • 熱中症とは?:高温多湿の環境下で発生しやすい身体の状態で、頭痛、めまい、吐き気などの症状が現れます。予防には水分補給や適切な休憩が重要です。
  • ネッククーラーとは?:首にかけることで身体をひんやりさせるためのクーリングデバイスです。熱中症対策として選手たちにも用いられます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。