西武・仲三河優太選手が1軍登録、初出場のチャンス到来

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日本野球機構(NPB)は10日、公示を発表し、パ・リーグ4位の西武が仲三河優太選手を支配下登録し、早速1軍登録を行ったことを明らかにしました

仲三河選手は2021年のドラフト7位で西武に入団し、今シーズンはプロ5年目を迎えています

仲三河選手は身長180センチ、体重100キロの恵まれた体格を持ち、チーム内でも屈指の長距離打者として知られています

特筆すべきは、今年5月29日のオイシックス新潟戦において、先制の3点本塁打を含む4安打7打点の活躍を見せ、イースタン・リーグでは13人目となるサイクル安打を達成しました

サイクル安打とは、1試合で単打、二塁打、三塁打、本塁打の全てを打つことで、非常に稀な偉業です

2軍ではこれまでのところ45試合に出場し、ホームランはイースタン・リーグで2位の9本、37打点を挙げ、打率は.327と安定した成績を残しています

この成績を受けて、西武ファンからは「仲三河は本当に左のおかわりになれると思ってます」と期待の声が上がっています

これまでに1軍出場はなかった仲三河選手ですが、この日の試合で5位の楽天と対戦することから、プロ初出場の機会が訪れるかもしれません

一方、仲三河選手の登録に伴い、元山飛優選手が登録抹消となりました

元山選手は今季38試合に出場し、打率.145、10安打、5打点、0本塁打と苦戦しており、6月4日の古巣ヤクルト戦以降はヒットもありませんでした

仲三河優太選手の1軍登録は、西武にとって大きな期待を寄せる選手の台頭を意味しています。プロ5年目での初出場が期待される中、彼のプレースタイルや能力は多くのファンに注目されており、これからの活躍が楽しみです。特にサイクル安打達成や安定した打撃成績は、長打力を持つ選手としての素質を証明しており、今後の展開にも大きな影響を与えるでしょう。
キーワード解説

  • サイクル安打とは? 1試合で単打、二塁打、三塁打、本塁打をすべて打つことを指し、非常に珍しい記録です。
  • 打率とは? 選手が打席に立った回数に対して、どれだけヒットを打ったかを示す指標で、チームや選手の打撃成績を表すのに重要です。
  • 支配下登録とは? プロ野球選手がチームの正式なメンバーとして登録されることで、1軍や2軍でプレーすることができるようになります。

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