この試合では、先発した阪神のドラフト1位選手である伊原陵人投手(24歳、NTT西日本)が五回まで広島打線を2安打に抑える圧倒的な投球を見せたが、六回に崩れる痛恨の展開となった
試合は1-0で阪神がリードして迎えた六回、1死から大盛選手に安打を許し、小園選手には四球を与えて初めてピンチを背負った
続く打者、4番・ファビアン選手に対しては、追い込んだもののストライクゾーンギリギリの直球が球審の判定でボールとなり、四球を与えてしまった
悔しさをマウンドで露わにした伊原投手は、2死満塁の状況で交代を命じられることに
続いて藤川監督は2番手の桐敷投手を投入
しかし、坂倉選手に押し出し死球を与え同点に追いつかれると、その後の秋山選手に勝ち越しの2点打を浴びた
これにより、一気にチームとして3失点を喫し、これは6月27日のヤクルト戦以来、11試合ぶりのこととなる
この試合まで得点は佐藤輝選手のソロによる1点のみであり、阪神の打線も反発力を見せることができるか、注目が集まる
今回のゲームでは、阪神の先発・伊原投手が素晴らしい投球をしていたにもかかわらず、六回に逆転されたことが印象的です。特に、細かな判定や押し出しといったプレイが試合の流れを大きく変えることがあることを再確認しました。こうした要素が勝敗を左右するのが、プロ野球の醍醐味でもありますね。
キーワード解説
- ドラフト1位選手とは? - プロ野球で指名を受けた中で最も優れた才能を持つ選手に与えられる呼称。
- 死球とは? - 投手が打者にボールを当ててしまうことを指し、打者には一塁への進塁が与えられる。
- ピンチとは? - 試合の流れを変える危険な状況を示す言葉で、特に得点の可能性が高い状況を指す。
- 押し出しとは? - 打者が四球を受けて一塁に進み、その結果、得点が入るプレイのこと。

