宗へ死球を与えたヘルナンデス「(制球が)乱れてしまった」
■オリックス 4ー0 ソフトバンク (10日・京セラドーム) ソフトバンクは10日、京セラドームで行われたオリックス戦に0-4で敗れたこの試合の7回には、ソフトバンクのダーウィンゾン・ヘルナンデス投手がオリックスの宗佑磨内野手に対して死球を与えた
この出来事により、一触即発の空気が漂い、試合は警告試合となった
試合後、ヘルナンデスは「何もないです
(制球が)乱れてしまった」と語り、プレーについての説明を避けた
制球とは、投手がボールを投げる際に狙った位置に投げる能力のことを指す
制球が乱れると、投手は予期しない方向にボールを投げてしまい、相手打者を傷つける恐れがある
この試合では、4点ビハインドの7回、誰も出塁していない状態で、ヘルナンデスが3球目に150キロの速球を宗の背中に直撃させた
このことに対して両者の間に緊張が生まれ、口論に発展する場面も見受けられた
さらに、試合内で両チームの選手に死球が多く発生したため、審判団は協議した結果、警告試合が宣言された
このシリーズでは、8日にソフトバンクの牧原大成内野手とオリックスの紅林弘太郎内野手が死球を受け、9日には牧原が左肘に死球を受けたために途中交代を余儀なくされる事態が発生した
さらに、この日もソフトバンクの山本恵大外野手が2回に死球を受けていた
今回の試合では、ヘルナンデスによる宗への死球が大きな問題となりました。特に、制球が乱れたことによる意図しない死球は、投手にとっても悔やまれる事態であり、選手間の緊張感を高める要因となりました。プロ野球の中で、選手の将来に影響を及ぼす怖い出来事なので、今後の試合において両チームが冷静にプレーできることを祈ります。
キーワード解説
- 制球とは?投手が狙った位置にボールを投げる能力を指し、正確な投球が求められます。
- 死球とは?バッターが投げられたボールに当たることを指し、場合によっては選手の怪我につながる危険があります。
- 警告試合とは?試合中に故意のプレーや危険な行為が見られた際に、審判が両チームに注意を促す制度です。

