この結果、広島は今カードで3連敗を喫し、さらに阪神には8連敗を記録することとなった
現在、広島は借金1で順位を3位に下げた
試合の先発投手は、広島の森翔平選手で、今季13試合目の登板となった
森投手は初回に三者凡退に抑えるスタートを切ったが、2回裏、阪神の佐藤輝明選手にスライダーを捉えられてしまい、第23号となるソロホームランを打たれ、先制点を許す
5回には2者連続三振を奪ったが、3連打を浴びて満塁のピンチを迎えたものの、中野拓夢選手をサードゴロに打ち取る活躍を見せ、6回1失点で降板した
打線の方は、試合前まで対阪神戦で0勝3敗、防御率0.47と抑え込まれており、初回と2回には2アウトからヒットでランナーを出すも得点には至らなかった
しかし、6回にようやく2アウト満塁のチャンスを作り、阪神先発の伊原陵人投手を降板させると、2番手の桐敷拓馬投手の2球目が坂倉将吾選手の体に当たり、押し出しによる得点が入った
続く秋山翔吾選手がタイムリーを放ち、この回打者9人で3点を奪って逆転に成功した
しかし、広島リリーフ陣がその直後に崩れた
7回、島内颯太郎投手が1アウト2、3塁のピンチを招き、代打の糸原健斗選手に犠牲フライを打たれ、中野拓夢選手にタイムリーを許して同点に追いつかれた
さらに3番手の森浦大輔投手が、森下翔太選手と佐藤選手に連続タイムリーを浴び、広島はこの回10人の打者に対して5失点を喫し、逆転を許した
打線は8回、阪神の4番手・石井大智投手から1アウト満塁のチャンスを作ったが、モンテロ選手が見逃し三振、代打の中村奨成選手がサードファウルフライに打ち取られ、結局追いつくことができず、逆転負けを喫した
広島の試合は、序盤から逆転のチャンスをつかんだものの、リリーフ陣が崩れたことで負けを喫しました。特に、逆転に成功した直後の7回に5失点を許す展開は、チームにとって非常に痛手です。このような試合を通じて、選手たちのメンタルや次の試合にどのように切り替えていくかが重要です。
キーワード解説
- リリーフ陣とは? リリーフ陣は試合中に投手が交代した際に出てくるピッチャーたちのことを指します。通常は先発投手が試合を始めて、負けているまたは勝っている状況で臨機応変に出てくる選手たちです。
- タイムリーとは? タイムリーとは、打者がヒットを放ち、その結果として得点が入ることを言います。特に、勝負所で得点を上げるヒットがタイムリーとされ、試合の流れを変える重要な役割を果たします。
- 押し出しとは? 押し出しは、打者が四球やデッドボールで出塁し、その結果として走者が得点することを指します。相手チームの投手が臆して投球を行い、投手の判断ミスがもたらす得点です。

