オリックス・紅林がプロ初のグランドスラムで球団通算9000号到達

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◇パ・リーグ オリックス4―0ソフトバンク(2025年7月10日 京セラD)オリックス・バファローズは10日、紅林弘太郎内野手(23)の「ダブルメモリアル弾」により、福岡ソフトバンクホークスに4対0で勝利し、連敗を2でストップさせた

この試合で紅林選手が放ったのは、0―0の6回に無死満塁での5号グランドスラム

プロ入り6年目にして初のグランドスラムであり、オリックス球団にとっても通算9000号本塁打という節目の一発となった

これにより、オリックスは2位・ソフトバンクとのゲーム差を1に縮め、タイトル争いにおいて大きなアドバンテージを得た

紅林選手は、満塁の場面で打席に立つと、これまでの2打席では三振に倒れていたため、敵にとっては当然の敬遠策が施された

しかし、彼はその期待を裏切り、低めのスライダーを見事に捉え、左翼席上段に打球を放った

満塁戦略に対する意地を見せつけ、自らにかかるプレッシャーを一挙に粉砕した

試合の後、紅林選手は「やっと打てた

それも最高の場面で

夢うつつの状態で一塁を回った」と振り返り、この快感をかみしめた

「最近、打撃が不調だったので、本当にホッとした気持ち」と話し、いやが上にも貴重な一打に感謝の思いを語った

また、オリックス・岸田監督は「ずっと“大きなホームランを打ってもいいんだよ”と言っていたが、今日はそれが見れた」と嬉しそうに語り、この結果に期待を寄せた

オリックスはこの勝利を契機に、11日からの首位・日本ハムとの直接対決に向けて士気を高めている

オリックスはこれにより、球団通算本塁打9000号を達成した

これは、1978年に3000号を達成した島谷金二以来、500号刻みでの区切りが満塁弾での達成となり、記録的な意義を持つ

オリックスの紅林選手が放ったグランドスラムは、チームの士気を大いに高めるものとなりました。これにより、彼の復調が期待され、今後の試合への影響も楽しみです。選手たちが一丸となって成長する姿は、ファンにとっても大きな喜びです。
キーワード解説

  • グランドスラムとは?:野球では、満塁の状態で打った本塁打を指し、チームに得点が一度に4点加算される。
  • 通算本塁打とは?:選手またはチームがプロキャリア中に打った本塁打の総数のこと。
  • 満塁策とは?:相手の強打者に対して意図的に四球を与え、それにより次の打者との対戦を有利に進める戦略。

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