この勝利により、阪神はプロ野球の2リーグ制以降の球団記録に並ぶこととなりました
試合のハイライトとなったのは、七回裏に森下翔太外野手(24)が放った決勝の2点適時二塁打です
この打撃により、森下は侍ジャパンの井端監督に来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への代表入りをアピールしました
逆転劇の主役、森下翔太
この試合では、森下が再びその勝負強さを発揮しました前半戦での首位ターンを決めた阪神の勢いを加速させる一打となりました
森下は、このシーズンにおいてこれで15度目となる決勝打を記録し、再びファンの期待に応えました
試合後、森下は「チーム全員でつないで、中野拓夢さんが同点打を打ってくれたので、思い切っていきました」とコメントし、自身のスイングに自信を持って臨んだことを強調しました
試合展開と森下の活躍
試合は、一回に佐藤輝明の本塁打で阪神が先制しましたが、六回に3失点し逆転を許しましたしかし、森下はその後の打席で同点に追いつくと、続けて打席に立ち、逆転の二塁打を放ちました
「ワンヒットでかえってくると思った
自分のスイングをしただけです」と、冷静に振り返りました
この日、森下は「こういう日、打てるんだよね」と満足げに語りました
井端監督とWBCへの期待
日本代表の井端監督が視察に訪れた中でのこの活躍は、来年3月に行われるWBCメンバー選考にも大きな影響を与えるでしょう監督は「チャンスに強いので、次のWBCでも期待したい」と語り、森下を選考候補の本命として位置づけました
昨年の「プレミア12」での活躍を引き合いに出し、今季の成績でも本塁打・打点共にリーグ2位という素晴らしい数字を記録しているため、森下の国際舞台での適性も明らかになっています
今後の課題と期待
WBCでは、メジャー組との争いが予想されていますが、森下は「シーズンで結果を出すしかアピールする場面もないもっともっと打てるように頑張ります」と、さらなる向上心を示しました
これからのシーズンが楽しみです
阪神タイガースの森下翔太選手の逆転打が試合の流れを変え、11連勝につながりました。WBCメンバー選考も控える中で、森下の強いパフォーマンスは今後の日本代表にとっても大きな期待がかかります。特に重要な場面での打撃力が評価される彼に、さらなる成長が求められます。
キーワード解説
- 侍ジャパンとは?:日本代表の野球チームを指し、国際大会などで他国と競うために編成されます。
- ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)とは?:各国の代表チームが競い合う野球の国際大会で、数年ごとに開催されます。
- クラッチヒッターとは?:試合の勝負どころで特に打撃力を発揮する選手のことを指します。

