試合の7回、2点差を追い付き、なおも2死1、2塁の場面で、森浦選手のチェンジアップを捉え、見事な右中間への2点適時二塁打を放ちました
試合後、森下選手は「チーム全員でつないでくれたので、思い切っていきました
自分のスイングをしただけ」とコメント
この日、森下選手は打点を59に伸ばし、リーグトップの60打点を誇る佐藤輝選手に追いつくべく意気込みを見せました
「まずは近本さん、中野さんをかえすこと
後ろにも頼りがいのある先輩たちがいるので、そこに思いを渡すってところでやっています」と自らの役割を強調しました
また、試合には侍ジャパンの井端監督も視察に訪れており、試合前の練習中にはあいさつを交わしました
森下選手は昨年11月に行われた国際大会「プレミア12」にも出場し、打率357、1本塁打、9打点の成績でベストナインにも選ばれており、準優勝に大きく貢献していた実績があります
井端監督は「途中少し成績が下がったが、また盛り返してきた
代表で呼ぶと最初から好調で、そのあたりの調子のつくり方が非常にうまい選手」と高く評価
「呼んでダメということは、今のところないのかなと思っています」と信頼を寄せました
森下選手は来年3月のWBC出場に向け、「シーズンで結果を出す以外、アピールする場面もないと思うので、もっともっと打てるように頑張ります」と意気込みを語っています
連夜の活躍により、阪神は連勝を11に伸ばしています
「各自がやるべきことをしっかりやっているだけ
それをやれば、個々の能力は高いと思うので強い」と自信たっぷりに語る彼は、2年ぶりの優勝、日本一、さらにはその先の世界を見据えながら、これからも勝利に導く一打を放ち続けることでしょう
阪神の森下翔太選手の活躍は、チームの連勝を支える重要な要素となっています。勝ち越し打は試合の流れを変える大きな一打であり、彼自身の調子だけでなく、チーム全体の士気を高めています。特に、伊端監督からの信頼も厚く、来年のWBC出場に向けてより意気込む姿は、ファンにとっても期待を膨らませるものです。
キーワード解説
- 勝ち越し打とは?試合の流れを一気に変える重要なヒットで、特に得点の少ない試合では勝利に直結することが多い。
- チェンジアップとは?投手が投げる球種の一つで、速球よりも遅く、ボールが変化することで打者を欺く役割がある。
- 打点とは?選手が自身の打撃でチームに得点をもたらした回数を指す指標で、選手の攻撃力を示す重要なデータである。
- 侍ジャパンとは?日本の野球の代表チームで、国際大会での戦績が非常に優れていることから、日本の野球の象徴的な存在となっている。
- WBCとは?World Baseball Classicの略で、世界各国の野球代表チームが参加する国際大会で、野球界では非常に権威ある大会とされている。

