オリオールズ・菅野智之、最終登板でメッツに挑むも先制点を献上

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◆米大リーグ オリオールズ―メッツ=第2試合=(10日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパーク) オリオールズの菅野智之投手(35)は、日本時間の7月11日に本拠地で行われたメッツとのダブルヘッダー第2試合に先発出演しました

菅野はこの試合で、初回に2点を先制される苦しい展開となりました

菅野投手は、前日からのスライド登板で臨みました

初回、メッツの1番打者ニモに中前打を許し、続いて迎えた2番打者リンドアには左足を踏み出した際に安定を欠き右翼線への二塁打を浴びました

この時点で無死二、三塁となった状況において、3番打者ソトの遊ゴロの間に1点を献上

さらに1死三塁の場面から4番打者アロンソの右犠飛によって、もう1点を失いました

幸いにも、5番のマクニールを中飛に打ち取ったことで、追加点を防ぎました

元々、この試合は9日(同10日)に予定されていましたが、雨天中止となり、菅野は次の試合にスライドする形での先発となりました

試合前、球場には巨人前監督であり、オリオールズのオーナー付特別顧問の原辰徳氏(66)が訪れており、菅野は「雨男ですいません」と冗談交じりに敬意を表しました

菅野は原氏と球場内の一室で約30分間、時間を過ごし、原氏は「いい表情をしていました

若返ったような印象を受けました」とコメントしました

この日までの菅野の成績は、17試合で6勝5敗、防御率は4・44とまずまずの数字を残しています

オールスター前最後の登板で、7勝目を狙うこととなります

菅野投手のインタビューから感じるように、選手と監督の関係は非常に大切であると再認識しました。特に、菅野のような海外でプレーする選手にとって、恩師のサポートは心強いものです。また、野球は天候によって大きく影響されるため、雨天中止の影響がどれほど大きいかも理解できる試合でした。
キーワード解説

  • スライド登板とは? 投手が本来の登板日程からずれて、次の試合に先発することを指します。
  • 防御率とは? 投手が出した失点数をイニング数で割ったもので、低いほど良い成績を示します。
  • 犠飛とは? 投手が投げたボールを打たれた際に、打者がアウトになるものの走者が進むことを指すプレーのことです。

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