阪神・村上投手、ヤクルト戦で苦しい結果で連勝ストップの危機

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本拠地で苦しい立ち上がり

■阪神 ー ヤクルト(11日・甲子園) 阪神の12連勝に序盤から暗雲が漂い始めた

阪神の村上頌樹投手は11日、甲子園球場でのヤクルト戦に先発し、2回に内山壮真捕手に満塁本塁打を浴びるなど、プロ入り以来ワーストとなる6失点を喫する厳しい投球を演じてしまった

初回は先頭打者の岩田に中前打を許したものの、その後は制球を保ちながら無失点で切り抜けた

しかし、2回には1死からヤクルト打線に捉えられ、内山選手の5号満塁本塁打(バッターが満塁の状況で長打を放つこと)を含む7連打を喫し、試合の流れが一気にヤクルト側に傾いてしまった

結果的に、その登板は村上にとって非常に苦しいものとなった

さらに、この試合は悪天候に見舞われ、村上投手がようやく2回を投げ終えたところで雨足が強くなり、試合は中断となった

今季の村上はここまでリーグトップタイの8勝を挙げており、防御率もリーグ4位の1.76と好調だったが、この日はいずれも発揮できなかった

阪神は11連勝中であり、2位の巨人に9.5ゲーム差を次点にしてセ・リーグで唯一の勝ち越しを記録していた

しかし、この日の3連戦からは恒例の夏イベント「ウル虎の夏2025」が始まり、その矢先にこのような結果が続くと、ファンの期待も一気に冷やされる懸念がある

今回の阪神の試合は、村上投手のピッチングが一変する厳しいものでした。開幕から調子が良かっただけに、ファンからは戸惑いの声が聞こえるかもしれません。特に満塁本塁打を浴びたことは、相手チームに良い流れを与える要因となってしまったでしょう。今後の彼の立ち直りに注目が集まります。
キーワード解説

  • 満塁本塁打とは?バッターが塁上に3人の走者を抱えた状態で打った本塁打のことを指します。これにより、全ての走者がホームインし、得点を上げることができます。
  • 防御率とは?野球における投手の成績指標のひとつで、投手が登板した際に自責点(自分の責任で失った得点)が何点かを、投げたイニング数で割った値です。この数値が低いほど、投手の成績が良いことを示します。
  • 連勝とは?連続して勝ち続けることを意味し、プロ野球ではそのチームの勢いを示す重要な指標となります。

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