プロ野球 ロッテ vs 西武戦で羽田投手が危険球による退場

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プロ野球パシフィック・リーグの試合が行われた11日、ZOZOマリンスタジアムにおいて、埼玉西武ライオンズの羽田慎之介投手が危険球のため退場する事態が発生しました

この試合はロッテ対西武の対戦で、9回の同点の場面から羽田投手がマウンドに上がりました

羽田投手はまず最初の打者をファーストゴロに仕留め、続く打者もレフトフライに抑え、2アウトを奪いました

しかし、その後、寺地隆成選手に対し、ユニフォームをかすめるデッドボールを与えてしまい、謝罪の意を示すために帽子を取り深く頭を下げました

ところが、次の打者である安田尚憲選手に対して、初球の変化球が大きく抜け、安田選手のヘルメットに直撃するという事態が発生しました

この場面でも羽田投手は帽子を取って心配そうに安田選手の元に駆け寄る姿が見られました

安田選手は速やかに立ち上がり、羽田投手に「大丈夫」とアピールしましたが、審判は羽田投手を危険球により退場処分としました

安田選手はその後、治療のために一時ベンチに戻りましたが、すぐにランナーとしてグラウンドに復帰しました

この出来事は、選手同士のスポーツマンシップを感じさせる一方で、危険球が引き起こすリスクについても考えさせられる場面となりました

羽田投手の危険球による退場は、選手同士の安全を重視するプロ野球界のルールを再認識させるものでした。安田選手がすぐに立ち上がり、羽田投手に「大丈夫」アピールをしたことからも、両選手の良好な関係が伺えます。一方で、危険球による退場は、選手にとって避けなければならない事態であり、注意深さが求められる場面でもあります。
キーワード解説

  • 危険球とは? 危険球とは、打者が野球の試合中に投手から故意または不注意によって頭部や体に当たるボールのことであり、選手に危険を及ぼす可能性があるため、投手に対して退場処分が科されることがあります。
  • デッドボールとは? デッドボールとは、打者に投球が当たることで発生し、打者に対して一塁への進塁を許す制度を指します。この場合、投手の意図に関わらず、打者が怪我をしないための措置とされています。

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