今季これまでの対戦成績は2戦2勝、さらに伊藤はこの試合までの15イニングで防御率0.00を誇り、オリックス戦において圧倒的な強さを示していました
そんな中、オリックスの岸田監督は独自のオーダーを組み、これが勝利を導く結果となりました
主将の頓宮をスタメンから外し、正二塁手の太田を一塁で先発起用
新たに二塁に配置されたのが、通算打率.313（16打数5安打）の成績を持つ西野選手です
この34歳のベテラン野手は、初回に2死一、二塁の場面でスライダーをうまく捉え、右翼線へ先制の適時二塁打を放ちました
「難しいボールでしたが、なんとか食らいついて打ちました！初回のチャンスでしたし、先制したいと思っていたので、タイムリーになってくれて良かった」と西野は振り返りました
西野選手は続けて3回には2死一、二塁、5回には2死一、三塁のピンチでも中前適時打を放つなど、これにより3打席連続でタイムリーを叩き出しました
これにより、岸田監督のスタメン変更が見事に奏功した形となりました
6回には、2死二、三塁のチャンスで宗選手が右翼へ4号3ランを放ち、試合を決定づける6得点の猛攻を展開しました
オリックスが日本ハムに勝利した今回の試合では、特に西野選手の活躍が光りました。エースに対するオーダーの変更も成功し、指揮官の戦略が的中したことが印象的でした。今後の試合でも、このような戦術がさらに成果を上げることを期待したいですね。
キーワード解説
- 防御率とは？：防御率は、投手が相手チームに与えた得点をもとに、その投手がどれだけのランを抑えたかを示す指標。低いほど優れた成績を反映します。
- タイムリーとは？：タイムリーは、走者がいる状況でヒットを打ち、走者が得点することを意味します。攻撃の際に重要な役割を果たす打撃スタイルです。
- スライダーとは？：スライダーは、少し横に曲がる球種で、主に打者を欺くために使用される。変化球の一種で、投手にとって武器となるボールの一つです。
