広島、連敗脱出ならず。森下は安定も打線奮起できず

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「中日2-1広島」(11日、バンテリンドーム)にて、広島カープは今季3度目の4連敗を喫し、5月2日以来の借金2となった

今回の試合は両チーム先発投手である森下とマラーの投手戦が繰り広げられ、ロースコアの展開が続いた

森下は試合の中で何度か得点圏のピンチを迎えるも、特に4回には左翼手のファビアンが本塁への好返球を見せ、無失点に抑える

ところが、5回には先頭のボスラーに右翼への先制ソロホームランを被弾し、1点を失う

その後、両チームが1点ずつを取り合った試合展開となり、7回には2死二、三塁のピンチで岡林に対してベンチが申告敬遠を選択

しかし、満塁から代打の板山に勝ち越しタイムリーヒットを許してしまった

森下の投球内容は7回8安打2失点という結果であり、大崩れする試合はなかったものの、勝ち星に恵まれず、12球団ワーストとなる9敗目を喫した

打線はマラーの前に苦しむも、6回には1死一、三塁のチャンスを迎え、ファビアンが三塁へのゴロを送って併殺崩れの間にサンチアゴが生還、同点に追いついた

しかし、その後の攻撃では連続三振や凡退が続き、勝ち越しのチャンスを活かせなかった

現在、広島は得点力不足が深刻な問題であり、リーグ戦再開後は13戦連続で3得点以下となっている

今後の展開に注目が集まる

今回の広島戦を観ると、投手陣は安定感を保っているものの、打線の不振が明らかです。特に森下投手はしっかりと投球を続けているだけに、打線が彼を支えられないのは厳しい状況と言えるでしょう。試合を通じて何度もチャンスがあったにも関わらず、それを生かしきれなかったことが痛手でした。チーム全体の士気を高めるためにも、次の試合では得点力を改善して欲しいものです。
キーワード解説

  • 申告敬遠とは?:投手が打者を意図的に歩かせるために、ベンチが予めそれを伝える方式です。
  • タイムリーヒットとは?:得点を生むヒットのことで、特に走者が本塁に生還する際に与えられるヒットを指します。
  • ロースコアの展開とは?:試合で得点が少なく、点数が少なくとも勝負が決まるような展開を指します。

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