西武、ロッテ戦で延長戦の末に引き分け 貯金1をキープ

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西武ライオンズは、7月11日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズとの試合において、延長12回の末に2-2の引き分けに終わりました

この試合は、今季初の引き分けとなり、西武は貯金を1としています

試合は、8回の表に西武が長谷川信哉外野手(23)の犠牲フライによって同点に追いつく展開となりました

しかし、その後の打線は決定打を欠き、試合は延長戦へと突入しました

10回、11回、12回と得点圏に走者を進めるも、「あと1本」を打ち出すことができず、得点は増えませんでした

西武の継投策では、9回にマウンドを託された5番手の羽田慎之介投手(21)が、安田選手の頭部にスライダーをあてて危険球退場となるアクシデントが発生しましたが、それでも計8投手が登板し、最終的には守護神の平良海馬投手(25)が試合を締めくくりました

この試合は長い消耗戦となり、総プレイ時間は4時間12分に及びました

先発の武内夏暉投手(23)は、初回から制球が不安定で、3安打で二死満塁のピンチを招くと、岡選手に押し出し四球を与えて先制点を許しました

また、3回には岡選手に145キロのストレートを弾かれ、左中間最深部へ適時二塁打を打たれ、さらに2点目を失いました

結局、武内は5回96球を投げ、6安打2失点という内容で、勝ち負けはつかなかったものの、試合後はしっかりと振り返りました

「初回からボール先行になる投球で、自分の思うようなピッチングができなかった

早めに先制点を与えてしまったが、中盤からは良いイメージで投げることができたので、次に生かしたい」と述べ、次回の登板に向けて前向きな姿勢を見せました

今回の試合は、西武が延長戦まで持ち込む粘り強さを見せた一方で、打線の決定力不足が際立った印象です。特に、得点圏でのチャンスに失敗してしまった点が勝利を逃した要因と考えられます。選手全員が今後の試合に向けて課題が残る中で、次回に生かせるかが重要でしょう。
キーワード解説

  • 継投とは?:複数の投手が交代しながら試合を進める戦術で、相手打者の特性に応じた適切な投手を起用することで、勝利を目指します。
  • 犠飛とは?:走者を進めるために、打者が意図的にアウトになりながらフライを打ち上げることを指し、得点を挙げるための戦略的なプレーの一部です。
  • 危険球退場とは?:バッターに対して危険な球を投げた場合、審判によって即座に退場を命じられることがあり、選手の安全を守るためのルールの一つです。

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