巨人、プロ野球史上初の10試合連続1点差以内の接闘を制す
◆JERA セ・リーグ DeNA1―2巨人=延長11回=(11日・横浜) プロ野球史上初の快挙が達成された巨人は、横浜スタジアムで行われた試合で、延長11回に勝利を収め、10試合連続で1点差以内の接戦を制するという偉業を成し遂げた
特に注目されたのは、36歳の坂本勇人内野手が延長11回に放った決勝ホームランだ
試合の経過と坂本の活躍
試合は0-1で迎えた8回に、36歳の丸佳浩外野手が同点に追いつく二塁打を放ち、延長戦へ突入その後、坂本が先頭打者として登場し、内角の速球をフルスイング
打球は左翼席へホームランとなり、チームを勝利へ導いた
この一撃により坂本は、プロ野球史上初めてとなる4番打者としての10試合連続での1点差以内の接戦に終止符を打った
坂本の発言と意義
試合後、坂本は「ホームランじゃないと思ってたけど良かったです」とコメントまた、阿部監督は「いやあ、助けてもらった」と坂本を称賛した
坂本は過去の自分を振り返り、「今年は全然活躍できてないので、とりあえず今日はホッとしてます」と心境を語った
若手選手への期待
坂本は昨年のオフシーズンから若手選手との練習に力を注いできた「若い選手がもっと泥だらけになって練習している姿が見たい」と話し、周囲に影響を与えている姿勢がうかがえる
実際、春季キャンプでは多くの選手が坂本に触発されて居残り練習を行った
記録メモ
巨人が制したこの試合は、非凡な歴史を刻む一戦でもあったこれまでの1点差以内の試合を連続で記録した球団は、1967年の東京で9試合が最高だった
巨人がこの試合で10試合連続となり、記録を更新した
今回の試合では、巨人がプロ野球史上初の10試合連続1点差以内の接闘を制したことが特に注目されます。坂本選手が放ったホームランは、ただの得点ではなく、チーム全体に勇気を与える象徴的なものでした。彼のリーダーシップと若手選手への期待を持つ姿勢が印象的で、今後の巨人の成績にも大いに影響を与えることでしょう。
キーワード解説
- プロ野球とは?日本におけるプロ野球は、全国各地のプロ野球チームが競い合うリーグ戦で構成されており、多くのファンに支持されています。
- 延長戦とは?野球の試合が9回を終えて同点の場合、延長戦を行うことで勝敗を決定します。一定の回数まで続けられ、勝者が決まるまでプレイされます。
- ホームランとは?野球におけるホームランは、打者が打ったボールがスタンドの外に出ることを指し、得点が入る重要なプレーです。

