中日・板山祐太郎、接戦を制する決勝打でチームを連勝に導く

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◇11日 中日2―1広島(バンテリンドームナゴヤ) 中日・板山祐太郎内野手(31)が、7回2死満塁の場面で代打として出場し、左前へ決勝の勝ち越し適時打を放った

チームは接戦を制し、2連勝を飾った

これによって、カード初戦を取った中日は momentum(モメンタム)を得て、さらなる勝利を目指すこととなった

板山の勝負強さが光った瞬間

最高の場面で代打という重圧の中、板山は期待に応える一打を放った

状況は、広島の先発・森下が投じた149キロのストレートを外角高めから捉え、三遊間を破るヒットとなった

この打席に臨むにあたって、板山は「絶対に打つと決めて、打席に入りました

最高です」とコメントしており、その決意が結果に結びついた

準備は万全、心の準備が奏功

試合は板山が出場するまでに数多くのドラマがあった

佐藤の中前打や石伊の四球により2死二、三塁の好機となり、対戦相手の森下はこの状況に対する心構えを板山は事前に察知していた

スイングルームでのバット振り込みや、実際の展開を想定し心の準備を整えたことで、彼は落ち着いて打席に入ることができたという

代打としての心構え

板山は「代打は1打席勝負

自分から仕掛けないと勝負にならない」と積極的な姿勢で打席に臨むことを重視している

この考え方の転機は阪神時代の先輩、狩野恵輔からのアドバイスであり、「代打は前に飛ばしたら勝ちだよ」との言葉が板山の打撃スタイルに大きな影響を与えている

新たな競争相手との出会い
今季、新外国人選手のチェイビスが加入し、二、三塁を守る計画が立てられている

板山は「チームが勝つために新しい選手をとるのは当然

マイナスイメージはない」と語り、自身も移籍組であることを考慮しつつ、ポジションを争う意義を理解している

中日の板山選手が代打として登場し、大事な局面で決勝打を放ったことは、試合の流れを大きく変える重要な瞬間でした。彼の準備と心の持ちようが勝利に繋がったことは、プロスポーツの厳しさとやりがいを象徴しています。新たな競争相手も加入し、板山選手にはさらなる成長が期待されます。
キーワード解説

  • モメンタムとは?:物事の進行や勢いを意味し、スポーツにおいては、勝利や連勝がチームに与えるプラスのエネルギーを指します。

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