これにより、フルプはチェコ出身として初のNPB支配下選手となる
マレク・フルプの経歴
フルプはチェコ出身の26歳で、アメリカではノースカロライナ州立大学やノースグリーンビル大学で野球をプレーしていた大学卒業後は独立リーグで活躍し、2023年のワールドベースボールクラシックではチェコ代表として出場
この大会では、日本戦で佐々木朗希投手が投じた160キロを超える直球を打ち返し、貴重な二塁打を放つなど、注目を集めた
育成選手としての挑戦
その後、フルプは2024年もアメリカの独立リーグでプレーし活動を続けていたが、昨年9月に読売ジャイアンツと育成選手契約を結ぶことになる今年のシーズンでは二軍イースタン・リーグで66試合に出場し、4本塁打、打率.265、OPS(出塁率と長打率を合成した指標).725という成績を収めた
育成選手の昇格期限が迫る中、彼は支配下登録を勝ち取った
支配下登録とは?
NPB(日本プロ野球)では、チームが選手を支配下登録すると、その選手は一軍または二軍でプレーする資格を得ることになります育成選手からの昇格は、選手にとって大きなステップアップとなる
まとめ
フルプの昇格は、読売ジャイアンツにとって期待大のニュースであり、彼のこれからのプレーが注目される特に、代表戦での活躍からファンの期待も大きいだろう
巨人の育成選手マレク・フルプが支配下登録されたことは、彼の努力と才能が認められた結果であり、NPBへの重要な一歩を意味しています。特にチェコ出身の選手が日本のプロ野球で活躍することは、国際性が増す今の時代において非常に意味のある出来事です。これからの彼の成長を期待したいです。
キーワード解説
- 支配下登録とは?選手がプロ野球のチームに正式に加わることを指し、試合に出場する権利を得る。
- 育成選手とは?チームが育成を目的として契約する選手で、支配下登録されるまで一軍や二軍での出場が制限される選手。
- OPSとは?出塁率と長打率を足した数字で、打者の総合的な打撃力を示す指標。

