巨人・戸郷がイースタン・リーグで実戦復帰、無失点の好投を披露

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇12日 イースタン・リーグ 巨人―日本ハム(ジャイアンツ球場) 2軍調整中の巨人・戸郷翔征投手が先発登板し、イースタン・リーグの日本ハム戦で3イニングを投げ、被安打2の無失点を記録した

この日、戸郷選手は40球を投げ、三振を1つ奪ったほか、ストレートの最速は150キロに達した

戸郷選手は、先月22日の西武戦で5イニング3失点と不本意な結果を残した後、翌日に今年2度目の選手登録抹消の憂き目に遭っていた

そのため、この日が降格以降の初めての実戦登板となった

試合後、戸郷選手は「手応えもありましたし、まだまだダメなところもあった

また見直していきながら1軍に戻れるように頑張りたい」と振り返った

彼が特に重視していたのは、真っすぐのボールの質だ

戸郷選手は「真っすぐの空振りだったりファウル、弱い当たりのフライになれば一番いいかなというテーマを持ってました

いい結果もありましたし、まだまだ真っすぐの強さだったり、ちょっと力を入れすぎるところっていうのもあった」と語った

また、3イニングで9つのアウトを取ったうち7つがフライアウトだったことは、彼にとって良い材料といえるだろう

戸郷選手は「バッターが予測しているものより、浮いたのか、速く見えたのかは分からないですけど、それがいいものにつながったのかなと思います」とも述べた

しかし、一部のボールには納得がいかず、マウンドで首をかしげる姿も見られた

「今年、悪いフォームで1軍で投げたので、そこの癖っていうのもすぐ取れないのも分かってます

そういうボールを1球でも少なく、もちろん100%全ていい球がいくわけではないですけど、そういうところを意識しながらやりたい」と慎重な姿勢を見せていた

戸郷選手は、ファームでの登板を重ねることで調子を取り戻し、後半戦で1軍の戦力として復帰することを目指している

この日、戸郷投手は復帰戦で好投を見せ、特にストレートの質を強調しました。今後の成長と1軍復帰が期待される中、厳しい自己評価もあり、本気で調整に取り組む姿勢が伺えました。選手にとって重要な時期となるでしょう。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは? プロ野球の2軍チームが参加するリーグで、選手の調整や育成を目的とした試合が行われます。
  • 無失点とは? 投手が試合中に一度も得点を許さなかったことを指し、特に優れた投球を示す重要な指標です。
  • ストレートとは? 直線的に投球される急速なボールで、ピッチャーの基本的な投球の一つです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。