広島、またも敗北—今季2度目の5連敗で状況厳しい展開

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◇セ・リーグ 中日7―1広島(2025年7月12日 バンテリンD)広島は12日、中日に敗れ、今季2度目の5連敗を喫し、今カードの負け越しが決定した

これで4カード連続で勝ち越しがなく、借金も今季最多タイの「3」まで膨らんだ

先発の玉村は初回に3点を失うと、その後の2回と3回でも立て続けに失点し、5回には合計で5失点

これにより、玉村は今季7敗目(4勝)を記録した

一方、打線は中日先発の大野投手に5回2死まで無安打に抑えられ、苦戦を強いられることとなった

この試合では、前日11日の同戦から打線が組み替えられ、モンテロ選手がベンチスタート

中村奨選手が1番に入り、末包選手も6試合ぶりの先発復帰を果たしたが、効果は見られなかった

また、上本選手にとっては6月29日の中日戦以来の三塁での先発となったが、打線は不発に終わった

これで広島は交流戦明けから14試合連続で3得点以下という厳しい状況が続いている

新井監督の一問一答

新井監督は試合後、マスコミとの一問一答に応じ、以下のように述べた

序盤の失点について聞かれ

「玉村は初回から球のキレがなかったし、全部真ん中に甘いところに集まっていたので、ちょっとピッチング的にも厳しかったかなと思います

打線の状態について

「打てるように力をつけていくしかない」と述べ、現状の打撃力に関しては「状態というよりは試合に出ながら打席を重ねて力をつけていかないと」と強調した

テコ入れ計画について

「それはここでは言えない」と慎重な姿勢を示した

応援についての感謝

「こういう試合をお見せして、たくさんのファンに申し訳ない」とファンへの感謝の気持ちを述べた

モンテロ選手のスタメン落ちについて

「最近はモンティーのところでチャンスがあったので、今日は中村をファーストに入れた」と説明した

遠藤選手のピッチングについて

「良かったね

真っすぐで空振りが取れていたし、いいものを見せてくれた」と評価した

広島が中日に敗れ、今季2度目の5連敗を記録しました。先発投手の玉村は早期に失点し、打線も精彩を欠く結果に。新井監督は選手に期待を寄せつつ、テコ入れの必要性も示唆しています。この試合は、今季の厳しい状況を浮き彫りにしました。
キーワード解説

  • セ・リーグとは? セ・リーグは、プロ野球のリーグの一つで、東京ドームや神宮球場など、主に関東地方を本拠地とする球団が所属している。
  • 先発とは? 先発は、試合開始時にマウンドに上がる投手のことを指し、試合を通じて最初から最後まで投げる役割を担う。
  • 打席とは? 打席は、バッターがピッチャーと対峙してボールを打つために立つ場所のことで、野球において非常に重要な瞬間である。
  • テコ入れとは? テコ入れは、状況を改善するための対策や人員の追加を行うことを指す。

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