中日・石伊雄太、ヒーローインタビューでの意気込みと打撃の絶好調を語る
◇12日 中日7―1広島(バンテリンドームナゴヤ) 中日の石伊雄太捕手が「8番・捕手」でスタメン出場し、3回にリードを5点に広げる貴重な適時打を放った石伊は試合前時点で7月の打率3割8分9厘と絶好調で、シーズン通して得点圏打率は18打数8安打の4割4分4厘と勝負強さを発揮している
先発の大野雄投手からはリードに関する称賛が寄せられ、石伊はこの日のお立ち台でその喜びを語った
石伊はインタビューで、「バンテリンドーム初のお立ち台の雰囲気は、周りの方にも『ヒーロー期待しているよ!』と試合前にも連絡いただいたので、こういう形でヒーローになれてすごくうれしい」と、周囲の期待に応えたことを嬉しそうに振り返った
また、先発の大野投手については、「僕は必死にリードして、大野さんがしっかり勝てるようにやっているだけなので、それに応えてくれた大野さんの力だと思う」と、自身の貢献よりもチーム全体の力を強調した
大野投手の好調の要因については、「どんなピンチの時でもポーカーフェースで動揺することなく、どんどん投げ込んできてくれるので、そこはだいぶ強気のピッチングができていると思う」とコメントし、その精神力を称賛した
打撃に関しては、「本当にバッティングのことは守備のことがあるので二の次においているぐらいだが、最近ちょっと結果が出てきているので、ちょっと欲が出てきたかなと思う」と、守備との両立を示した
石伊は「この1年目からこういう経験ができるのはないことなので、この経験を生かしてどんどん次の試合も勝っていきたい」と、さらなる成長を目指す意気込みを語っており、次の試合ではチームの4連勝に向けて、粘り強く試合を引っ張り、自身の打撃でも貢献することを誓った
今回の石伊選手の活躍は、彼の成長を感じさせるものでした。打撃だけでなく、捕手としてのリード力も評価されており、チームに貢献する姿勢が期待されます。今後の試合でも彼のプレーに注目していきたいです。
キーワード解説
- 捕手とは?:野球における捕手は、投手が投げたボールを受け取り、バッターの打撃を妨害する役割を担っています。ゲームの中で投手と密接に連携し、戦略を立てる重要なポジションです。
- 得点圏打率とは?:得点圏打率は、ランナーが得点を期待できる位置にいるときの打者の打率を指します。試合で得点を奪いやすい場面での打撃成績を示すもので、選手の勝負強さを示す指標となります。

