巨人・戸郷翔征投手が2軍で無失点の好投、1軍復帰へ向け土台固め

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◇12日 イースタン・リーグ 巨人10―0日本ハム(ジャイアンツ球場)2軍調整中の巨人・戸郷翔征投手が、イースタン・リーグの日本ハム戦に先発し、3イニングを被安打2の無失点に抑えました

この日は2軍降格後初の実戦登板で、40球を投げ三振は1つ奪い、ストレートの最速は150キロに達しました

そのピッチングについて、桑田真澄2軍監督は「順調に良くなっていると思います」と語りました

桑田監督は、「戸郷の特徴は真っすぐでファウル、フライアウト、空振りを取れることが重要」と強調し、今シーズンにおいて彼が打たれたライナーやいい当たりを打たれる確率が高かったことを振り返りました

真っすぐを磨くことで、彼の武器であるフォークや変化球も活かせると述べました

桑田監督曰く、「フォークも今年は緩い感じの曲がりではなく、角があるようなフォークが少しずつ出てきています

ストレートを磨くことが復活の鍵だと思います」と、戸郷選手の今後への期待を寄せています

戸郷は、1軍で最後に投げたのは6月22日の西武戦で、この試合で6敗目を喫した後に出場選手登録を抹消されました

約3週間の調整期間を経て、再び実戦に戻ってきたことは、彼にとって大きな前進といえます

桑田監督は、降格後の戸郷選手と3週間にわたり、フィジカルの見直しやフォームの見直しを行い、試合で投げながらそのフォームを体に刷り込んでいく計画を立ててきました

「次は4回、5回とイニングを増やしていく作業になります」と、今後のプランも明かしました

チームとしても、エースにいい形で戻ってきてもらいたいとの思いが強く、「彼の復活があれば、それが一番の目標です

しっかり仕上げて1軍に送り出すイメージを持っています」と桑田監督は述べ、万全な形での1軍復帰を目指す考えを示しました

今回の記事では、巨人・戸郷翔征投手が2軍で無失点という好投を見せたことが取り上げられています。彼の復活がチーム全体にとって重要なカギとなる可能性があることが強調されており、多くのファンがその成長を見守ることでしょう。桑田監督が添えた言葉からも、戸郷選手に対する期待感が伝わり、今後の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは?:日本のプロ野球におけるファームリーグの1つで、主に2軍選手が出場するリーグです。
  • 無失点とは?:ピッチャーが試合中、相手チームに1点も与えなかった状態のことを指します。
  • フィジカルとは?:選手の身体的な能力やコンディションのことを指し、パフォーマンスに直結します。
  • フォームの見直しとは?:投手や打者の投球動作や打撃動作を改善するために、正しい形に修正することです。

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