巨人、DeNAに連勝し貯金1達成 阿部監督が打線の課題を指摘

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(セ・リーグ、DeNA0-3巨人、12回戦、巨人9勝2敗1分け、12日、横浜)巨人は初回に3点を先制し、そのまま逃げ切る形でDeNAに勝利を収め、見事に2連勝を果たしました

これにより、7月1日以来の貯金1を記録しました

打線の復活と守備の課題

阿部慎之助監督(46)は試合後、「初回は久しぶりに打線がつながった」と述べる一方、その後の追加点が取れなかったことには苦言を呈しました

巨人の攻撃は初回に集中し、合計5安打が記録されましたが、その後は得点が奮わなかったのが印象的です

佐々木選手の活躍

7月1日以来のスタメンで起用された2番の佐々木選手は、3安打を記録し「猛打賞」を獲得しました

また、初回には適時二塁打を放ち、チームにとっての決勝点をもたらしました

阿部監督は「代打でもいい働きしているので、今日は抜擢させてもらいました」と彼の活躍を称えました

先発グリフィンの投球

先発したグリフィンは7回途中まで無失点に抑える好投を見せましたが、途中で自打球を受けた影響で交代となりました

監督はその状況について「バランスを崩して最後は変えた」と説明しました

今後の課題
試合の終了間際には、巨人の守護神マルティネスが無死一、二塁というピンチを招く場面もありました

監督は「今日も最後の流れを作っているのはバッター陣」とし、これからの試合に向けて「こういった場面で追加点を取っておけばピッチャーが楽になる」と野手陣にさらなる奮起を促しました

今回の試合では、巨人が初回に3点を先制し、その後も安定した投球で連勝を達成しました。しかし、阿部監督が指摘したように、得点機会を逃す場面や守備の問題も残っており、今後の試合に対する課題が浮き彫りとなりました。特に猛打賞を記録した佐々木選手の活躍は明るい材料ですが、さらなる得点力の向上が求められます。
キーワード解説

  • 貯金とは?:プロ野球において、チームの勝ち数から負け数を引いた結果がプラスであることを指します。つまり、勝ち越している状態を示します。
  • 猛打賞とは?:試合中に打者が3安打以上のヒットを放った場合に与えられる称号です。打撃において非常に好調だったことを示します。
  • 守護神とは?:野球の用語で、試合の最後を締める役割を担うリリーフピッチャーのことを指します。通常、重要な場面で登板し、勝利を守るために登場します。

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