阪神のデュプランティエ、6勝目を挙げてチームを牽引

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「阪神5-2ヤクルト」(12日、甲子園球場)において、阪神タイガースの投手デュプランティエが素晴らしいパフォーマンスを披露しました

彼は7回投げて5安打を許しながらも、10奪三振を奪う圧巻の投球を見せ、チームにとっての重要な一勝を手にしました

これで自身は4連勝、今季は6勝目を挙げ、その勢いは衰えを知らない状況です

初回からの安定感

試合開始からデュプランティエは、初回から3回まで安定した投球を見せましたが、4回には思わぬ試練が待ち受けていました

先頭打者内山を四球で出塁させ、続くオスナにフェンス直撃の二塁打を浴びて無死二、三塁のピンチを迎えます

失点までの経緯

ここで、太田に初球のカーブを痛打され、中前への2点適時打を許し、先制点を献上

これにより、デュプランティエの連続無失点イニングが28でストップ

“少し体が横振りになってしまった”と語る彼は、投球フォームの崩れを悔いていました

勝負どころの投球

均衡が破れたものの、彼は依然として冷静さを保ちました

「ここは楽しんでいこうと自分に言い聞かせたことが大きかった」と振り返るデュプランティエは、2死一、二塁の状況で石川を見逃し三振に仕留め、ピンチを乗り切ります

奪三振数の更新
その後、5回から7回まで無失点の投球を続け、七回には武岡から10個目の三振を奪取しました

これにより、デュプランティエは横浜DeNAベイスターズのバウアーを抜いてリーグトップの105奪三振に達しました

「三振は人の気持ちを上げるし、盛り上げる

その数字を出せたのは光栄に思う」と彼は喜びを語りました

楽しむ姿勢

八回には、捕手の坂本選手の打席でペットボトルを叩いて応援する姿も見せ、日本の野球を純粋に楽しむ彼の姿勢が垣間見えました

「応援している時はリズムに乗って足をたたいてしまう

ペットボトルを使えば傷もつかない

子供の頃に戻ったかのようにチームを応援しているよ」とコメントし、日本での生活にもすっかりなじんでいる様子です

今回の試合でデュプランティエ選手は、安定した投球を続けた一方で、一時的なピンチに直面するも、その後の集中力を失わず無失点に抑えました。彼の冷静ワスジに加え、チームへの応援姿勢も印象的で、日本の野球文化に溶け込んでいる様子がうかがえました。今後の活躍がますます楽しみです。
キーワード解説

  • 奪三振とは? 投手が相手の打者を三振に打ち取ることを言います。三振は試合の流れを変える重要なプレーであり、投手の力を示す指標の一つです。
  • 無失点イニングとは? 投手が一定数のイニングを投げる間に、一点も失点を許さないことを指します。この記録は投手の安定感を示す大事な要素です。
  • 投球フォームとは? 投手がボールを投げるための身体の動きや配置を指します。正しいフォームは力強い投球を実現するために不可欠です。

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