楽天・滝中がプロ初の完封勝利、無四死球で圧巻のピッチングを披露

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◇パ・リーグ 楽天7―0ソフトバンク(2025年7月12日 楽天モバイル) 楽天の滝中は、2025年7月12日のソフトバンク戦でプロ初の完投、完封を達成し、大きな喜びを味わった

この日は気温22度と比較的涼しい日だったが、球場内は熱気に包まれ、滝中は「結構体はキツかった」と語る

しかし、チームの石井投手コーチから「こんな機会ないぞ

やってみろ」と背中を押され、滝中は9回へ向かう決意を固めた

完投とは、投手が試合の全イニングを投げ切ることで、試合の勝者としての意義を持つ

滝中はこの試合で見事にその役割を果たした

9回裏、2死一塁の場面で、巧打者の柳町を141キロの直球で見逃し三振に打ち取り、完封を達成した

試合後、彼は「最後は何でもよかった

結果として最高でした」と満面の笑みを見せた

エースの早川は不振で2軍調整中、さらにハワードも上半身の張りで先発を回避するなど、チームは困難な状況にあったが、滝中はその中で輝きを放った

三木監督も「初球を見た時に、今日はやってくれる感じがあった」と称賛した

滝中は過去6年間で勝ち星が偶数にとどまっており、「止まらないように5、6ってつなげたい」と今後の活躍を誓った

彼の力投がさらなる飛躍を予感させる

滝中の無四死球完封は、昨年7月13日以来のものであり、楽天としては9人目の偉業

特に、ソフトバンク戦での達成は、チームにとって13年ぶりの快挙である

滝中選手のプロ初完封は、選手自身だけでなくチーム全体にとって励みになったと思います。特に、厳しい状況の中で彼が投げぬいたことは、他の選手にも良い影響を与えるでしょう。今後のさらなる活躍が期待されます。
キーワード解説

  • 完封とは?:投手が試合の全イニングを無失点で投げ切ることを指し、特に価値の高いピッチングとして評価される。
  • 無四死球とは?:試合中に四球(ボールを投げて打者を歩かせること)や死球(ボールが打者に当たること)を一切出さずに投げること。投手の制球力を示す重要な指標。

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