巨人の乙坂智、入団会見で新たなチャレンジを宣言

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
支配下選手契約を結んだ読売ジャイアンツの外野手、乙坂智選手が13日、東京ドームで入団会見を行った

契約は残りシーズン約半年で、推定年俸は420万円

背番号は「54」となり、新たな挑戦への意気込みを語った

新たな挑戦に意欲

乙坂選手は、会見の中で「日本のピッチャーもすごいレベルが高く、簡単には点を取らせてもらえないと思う」と述べ、試合における自身の役割について言及した

「細かい部分で意味のあるアウトの取り方や、試合を決める一打を出せるように頑張りたい」との意気込みを見せた

キャリアの振り返り

乙坂選手は、横浜DeNAベイスターズに10年間在籍し、1軍通算10本塁打、155安打を記録

その後、メキシコとベネズエラのリーグでプレーした経験を持つ

最近ではアメリカの独立リーグで活躍し、ここ9試合で37打数15安打を記録、打率は4割5厘と好調だった

イチロー選手との練習経験

マリナーズとのマイナー契約中に、イチロー氏との練習の機会があったことについて、「イチローさんの練習を見て衝撃を受け、『振れないと試合では勝負にならない』という言葉が印象深かった」と振り返った

これを契機に、現在は強いスイングを意識した打撃練習に励んでいる

試合出場に向けた準備
入団会見の後で、乙坂選手は2軍戦の試合前練習にも参加し、フリー打撃や守備練習で汗を流した

「体の状態は良好で、すぐに試合に出られる

2、3試合を経ればマックスの状態になると思います」と試合出場への自信をのぞかせた

乙坂選手の入団会見は、彼の新たな挑戦に対する決意を強く示すものでした。特に日本のピッチャーに対して高い壁を感じている様子がうかがえ、今後の成長が期待されます。彼が持つ小技や機動力が、巨人にとって新たな武器となる可能性は大いにありそうです。
キーワード解説

  • 支配下選手契約とは?プロ野球選手が球団と結ぶ契約の一種で、登録されることによって試合に出場できる権利を持つ。
  • 打率とは?選手が打席に立った回数に対するヒットの割合のことで、成績の良さを示す指標の一つ。
  • 小技とは?具体的にはバントやヒットエンドランなど、相手を欺いて得点を狙うための技術のこと。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。