阪神、早川太貴投手を支配下登録 期待の新星が背番号「31」を背負う
2025年7月13日、阪神タイガースは、育成ドラフト3位で指名した早川太貴投手(25)の支配下登録を正式に発表したこれにより、早川の背番号は「129」から「31」に変更された
早川投手は小樽商科大学を卒業後、1年間在籍した「くふうハヤテ」から2024年のドラフトで入団した選手である
昨シーズン、早川投手は注目を集めながらも指名漏れし、今年やっとプロ入りの夢をつかんだ
今季はファームで主に先発投手として12試合に登板し、6勝1敗、防御率3.16という成績を残している
早川投手のコメント
早川投手は、支配下登録の知らせを受けた際の心境について「本当に嬉しい気持ちでいっぱいです」と述べた球団からの連絡は練習前の朝にあったとのことで、「支配下の期限も近付いていたので、本当に驚きました」と語った
成績向上の要因
今季のファームでの活躍について、早川投手は「春先にはコントロールや球速が安定していなかったが、試合を重ねるごとに安定したピッチングを目指して取り組んできた」と説明したまた、同期の工藤投手が支配下登録されたことも大きな刺激になったと語った
今後の目標
早川投手は「最終的にはローテーションを守れるピッチャーになりたい」と意気込みを語り、成長したいポイントとして「安定したピッチングとさらなる球速向上」を挙げたまた、ファンへのメッセージとして「1日でも早く1軍で活躍できるように頑張ります」と力強く表明した
支配下登録を果たした早川投手は、「背番号31」はタイガースにとって特別な番号であることを理解し、その名に恥じぬ投手になることを誓った
早川太貴投手の支配下登録は、阪神タイガースにとって新たな希望の光となる。彼の成績向上はもちろん、メンタル面でもの成長が特に印象的であり、チームに新しいエネルギーをもたらすことが期待される。
キーワード解説
- 支配下登録とは?:選手がプロチームの正式メンバーとして登録されることを指し、これにより選手は1軍や2軍での試合に出場できる権利を得る。
- 育成ドラフトとは?:日本プロ野球におけるドラフト制度の一つで、主に育成選手を指名するためのもので、一般の選手よりも条件が異なる。
- 防御率とは?:投手の成績を示す指標で、9イニング(約1試合)あたりに与えた自責点の平均を示しており、低いほど優秀とされる。
- ローテーションとは?:野球チームにおいて、先発投手を順番に競技に出すための仕組みを指し、各投手が一定の間隔で先発登板することでチーム全体のパフォーマンスを最適化する。

