打線は2回、1死から山本恵大選手と谷川原健太選手の連打で一、二塁のチャンスをつくり、続く川瀬晃選手が右前適時打を放って先制
この得点は35イニングぶりで、チームにとって貴重な先制点となった
さらに1点リードとなった4回には、1死二塁からダウンズ選手が右中間への適時三塁打を打ち追加点をゲット
続く1死三塁の好機では、野村勇選手の内野ゴロの間に3点目を奪った
今季初登板となった先発の前田悠伍選手は、立ち上がりから安定した投球を見せ、楽天打線を0点に抑えた
前田選手は5回まで無失点で、勝ち投手としての権利を得ると、直後の6回にダウンズ選手が左中間へこの日2本目になる適時三塁打を放ち、リードを5点に広げる
しかし、6回に無死一、二塁のピンチを迎えた前田選手は、ここで村林一輝選手を三ゴロに打ち取ると、内野陣の素早い連携で「5C―4－3」の三重殺が完成し、さらに無失点でイニングを終えた
6回を投げ終え、4安打無失点と記録しマウンドを降りた前田選手は、2年目でプロ初勝利を飾った
この快挙は、球団史上10代での白星は2012年の武田翔太選手以来、13年ぶりの出来事だった
チームは前日まで3試合連続零封負けと厳しい状況にあったが、この快勝で連敗を「3」で止め、さらなる勢いを得ることが期待される
今回の試合はソフトバンクにとって重要な転機となりました。前田選手のプロ初勝利は彼のキャリアにとっても大きな意味があり、今後の成長が期待されます。また、チーム全体が連敗から脱却したことで、士気が高まり、今後の試合に良い影響を与えるでしょう。
キーワード解説
- 連敗とは？チームが試合に連続で負けることを指し、選手やファンにとっては非常に厳しい状況です。
- 適時打とは？ランナーが得点圏にいる時に打たれるヒットのことを言い、得点が入ることを目的としています。
- 三重殺とは？一度のプレーで三人の走者がアウトになる守備プレーのことで、非常に珍しい状況です。
