広島、サヨナラ負けで6連敗 中日との緊迫した試合の詳細

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「中日3-2広島」(2025年7月13日、バンテリンドーム)で、広島が痛恨のサヨナラ負けを喫し、今季2度目の6連敗を記録しました

今週6試合を戦った結果、広島は1勝もできずに借金が同ワーストの4に膨れ上がりました

試合は両チームの緊張感漂う展開で進みましたが、決定的な瞬間が訪れたのは10回の守備でした

中日のブライト選手がバスターエンドランを成功させ、打球は二塁手の正面に飛びました

守備の要である菊池選手は、二塁にトスしましたが、送球が一走と重なり悪送球になってしまい、ピンチを広げました

申告敬遠で無死満塁の状況に陥り、最後にはボスラー選手にサヨナラ打を浴びたのです

一方、広島は五回まで無得点でしたが、2点を追う6回に反撃を果たしました

2死から末包選手とモンテロ選手の連打で一、二塁に進塁し、ここで菊池選手が松葉投手から左越えに同点となる適時二塁打を放ちました

菊池選手は四回の打席で三ゴロに倒れていたものの、次の打席で意地を示しました

同点の7回には2死一、三塁でファビアン選手が一邪飛に倒れました

8回には2死一、二塁の場面で代打・野間選手が二ゴロに料理され、9回には1死からセーフティバントを成功させた羽月選手が内野安打を記録しましたが、足を痛めたもののプレーを続けました

しかし最後には末包選手が三ゴロで凡退し、試合は終わりました

先発したドラフト2位の佐藤柳投手は、6月29日の中日戦でプロ初勝利を収めた同じバンテリンドームでの試合で2勝目を狙ったものの、初回に苦しむことになりました

初回1死から田中選手に四球を与え、二盗・三盗を許した後、ブライト選手と細川選手に連続して適時二塁打を浴びてしまい、2点を献上しました

だがその後は二回以降無失点に抑え、4回3安打2失点でマウンドを降りました

今回の試合は広島にとって非常に厳しい結果となりました。緊迫した展開が続く中で、サヨナラ負けを喫し、チームの士気にも影響が出るかもしれません。特にエラーによる失点は避けたかったところで、今後の試合に向けて改善が求められます。
キーワード解説

  • サヨナラ負けとは?試合の最後に逆転されて負けることを指します。
  • バスターエンドランとは?バッターが投球を受けると同時に走者がスタートする戦略のことです。
  • 申告敬遠とは?投手が意図的に打者を歩かせるため、審判に申告する制度のことです。

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