これにより、広島は借金が4に増え、厳しい戦況が続く
試合は、延長10回に突入するまで両チームが接戦を繰り広げた
しかし、第10回裏に、広島の名手である菊池涼介が痛恨のミスを犯した
無死一塁の場面でブライトの打球を捕球した菊池は、二塁に送球したところ、これが悪送球となってしまったため、無死一、三塁とピンチが拡大した
続く打者・細川は申告敬遠で歩かせ、その後、ボスラーにサヨナラの右前打を打たれてしまった
広島の攻撃陣はこの試合において14安打を放つも、得点はわずか2点に終わり、14残塁という拙攻が目立った
新井監督は「今日はヒットをたくさん打ったが、2アウトからの連打が多かったため、得点につながらなかった」と語った
また、投手陣についても言及があった
5回から栗林を投入した新井監督は、「2点ビハインドだったが、昨日も休んでいたので、なんとか粘ってほしいということで、栗林からの継投になった」と説明した
先発の佐藤柳は立ち上がりから制球に苦しんだものの、2点に抑えたことについては評価された
新井監督は「負けはしたが、選手たちの“何とか勝ちたい”という気持ちが伝わってきた」と、選手たちの奮闘を称えつつ、次戦への期待を寄せた
広島の試合は延長戦に突入し、緊張感のある内容でした。菊池選手のミスが勝負を決定づけた形になり、ファンにとっては失望の結果となりました。選手たちの気持ちや監督のコメントからは、次への希望が感じられ、あきらめずに戦ってほしいと思いました。
キーワード解説
- サヨナラ負けとは？：試合の最後の打席で相手チームが得点を入れて勝利が決まることを指します。
- 拙攻とは？：攻撃がうまくいかず、得点を挙げられない状態を意味します。
- 申告敬遠とは？：投手が打者を故意に歩かせることを、審判に申し出るルールのことです。
- 連敗とは？：連続して試合に負けることを指します。
