ヤクルト、阪神に連敗で苦境 負け越しが続く

■プロ野球　阪神 2－1 ヤクルト　（13日　甲子園）東京ヤクルトスワローズ（以下ヤクルト）は、阪神タイガース（以下阪神）との対戦において2連敗を喫し、2カード連続での負け越しとなった

今シーズン79試合目で両リーグ最速の50敗に達し、借金も今季ワーストタイの「26」となっている

今回の試合では、ヤクルト先発のアビラが再三のピンチを凌ぎ、5回まで無失点の好投を見せた

しかし、6回裏には阪神の佐藤輝に24号2ランホームランを浴びて先制を許す結果となった

ヤクルトの打線は相手先発の伊藤将に対し、7回まででわずか3安打に抑え込まれた

9回には、先頭打者の赤羽が中前安打で出塁し、1死後にはオスナが相手の失策により出塁

続く山田が右中間を破る適時二塁打を放ち、1点を返した

しかし、なおも1死二、三塁のチャンスから、増田が右飛に倒れ、三塁走者のオスナの代走武岡がタッチアップしたものの、阪神のキャッチャー森下の好返球により本塁でアウトになり、試合はそのまま終了した

試合の詳細

チーム	得点	安打	エラー
阪神	2	8	0
ヤクルト	1	6	1

ヤクルトはスターティングメンバーとして1番にセンターの岩田、2番にサードの赤羽、3番にレフトの内山、4番にファーストのオスナ、5番にセカンドの山田、6番にライトの増田、7番にショートの伊藤、8番にキャッチャーの松本直を起用した

先発のアビラは、今季8回目の登板であり、これまでの成績は2勝5敗、防御率4.89と不振が続いている

一方、阪神の先発伊藤将は、6月29日の試合でヤクルトに対し完封を達成しており、その後の試合でも安定した投球を見せ、今回の試合も813点を失わずに試合を進めた

今回の試合でヤクルトは、再三のチャンスを生かせず苦しい結果に終わりました。阪神の伊藤将の好投に阻まれた形であり、今後の試合での改善が必要です。特に、打線の連携や得点力を高めることが急務でしょう。

キーワード解説

• アビラとは？：ヤクルトの先発投手。今季これまでの成績は2勝5敗、防御率4.89と好調とは言えず、今後の活躍が期待される。
• 佐藤輝とは？：阪神の4番打者。24号ホームランを放つ選手で、試合の流れを変える力を持つ若手スターのひとり。
• 完封とは？：相手チームを得点させずに試合を終わらせること。特にピッチャーの素晴らしい力を示す指標とされる。