これにより、チームは今季最多の「借金4」となり、プレッシャーが増す中での戦いが続く
しかし、打線は11試合ぶりに2桁の14安打を放ち、ようやく兆しを見せた
広島は、この日も15試合連続で3得点以下に止まったが、結果はともあれ選手たちは意気を取り戻しつつある
特に、末包昇大外野手（29）とエレフリス・モンテロ内野手（26）は、それぞれ猛打賞を記録し、自身の不振からの脱出を目指す姿勢が見えた
新井監督は「今日は2アウトからの連打が多く、なかなか得点につながらなかった
しかし、いいスイングをしている選手が多かった」とし、連敗中でも選手たちの努力と気持ちを称賛した
末包は、2回の先頭打者として松葉から左前打を放ち、17打席ぶりにヒットを記録
続く4回には左前打を放ち、6回には右前打を選んで菊池の同点打につなげた
モンテロも同様に、4回には10打席ぶり、6回と8回には連打を記録し、15試合ぶりに猛打賞を達成
この日は中村奨も3安打を記録するなど、先発野手4人が複数安打をマークした
しかし、長打に不足していることは事実であり、特に本塁打は6試合出ていない現状がある
そのため、次のDeNA戦では連敗を止めるための一押しが求められる
広島が中日にサヨナラ負けを喫し、6連敗となってしまったが、打線に希望の兆しが見える一戦となった。特に末包外野手とモンテロ内野手の猛打賞は、今後のチームの成績を左右する重要なきっかけとなる可能性が高い。彼らの活躍が続けば、チーム全体が良い方向に向かうかもしれない。
キーワード解説
- 猛打賞とは？：1試合で3安打以上を記録することを指し、特に打撃が好調な選手を示します。
- 連敗とは？：同じ相手に対して何度も負けることを指し、特にチームの士気や業績に悪影響を及ぼします。
- 借金とは？：チームが保有する負け越しの数を指し、勝ち数より負け数が多い状態のことを示します。
