中日・仲地礼亜、ウエスタン・リーグで8イニング2失点の好投

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◇13日 ウエスタン・リーグ 中日4―2くふうハヤテ(ナゴヤ) 中日ドラゴンズの仲地礼亜投手(24)が、ウエスタン・リーグのくふうハヤテ戦に先発し、今季最長の8イニングを投げ、2失点の好投を見せた

試合は中日が4―2で勝利を収め、仲地の成績は先発ローテーション入りへのアピールとなった

試合の詳細

仲地は、10安打を許しながらも、粘り強い投球で試合をつくった

三者凡退は5回に1回のみで、初回の適時打と8回の犠飛によって失点を許したが、8回を投げ切ったことに「長い回を目標にやっているので、8回を投げられたのは良かった」とポジティブに捉えた

ピンチを切り抜ける投球内容

最速151キロを記録し、6回2死三塁のピンチでは、深草選手に対し直球を3球続け、二飛に仕留めた

仲地の投球フォームは2段モーションとクイックピッチを併用し、打者のタイミングを外すことに成功した

「投げたコースの横のズレとかを見ながら、クイックに変えたりしました」と説明した

今季の成績と今後への期待

仲地は今季2軍戦での防御率が1.82と安定した成績を残しており、落合英二2軍監督は「この暑さの中で投げられたので、体力はある

投げてケガをしてしまうイメージはとれてきましたね」と評価した

仲地自身も「狙ったところへ球のラインを出していく感覚はよくなっています

あまり三振がとれていないので、ピンチのときはしっかり狙っていきたい」と意欲を示した

今回の仲地投手の好投は、彼が先発ローテーションに入るための大きなアピールになったと言える。8イニングを投げきる体力と安定感は、プロ野球選手として必要不可欠な能力だ。今後の活躍が期待される。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは?:プロ野球の2軍が参加するリーグで、選手の育成を目的としている。
  • 先発投手とは?:試合の最初から登板して、できるだけ多くのイニングを投げることが期待される投手のこと。
  • クイックピッチとは?:ランナーがいるときに、通常の投球動作よりも早く投げる方法で、盗塁を防ぐために用いられる。
  • 防御率とは?:投手が許した得点の数を投球イニングで割った数値で、投手の成績を示す重要な指標。

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