この日の試合は、2-0で阪神がリードして迎えた最終回
抑えの岩崎優投手がピンチを招く中、ヤクルトの山田哲人選手がタイムリーヒットを放ち、1点差に迫りました
1アウト2、3塁の状況で迎えた増田珠選手の打球はライト方向へ
ここで森下選手は冷静にバックホームし、本塁タッチアウトを成功させました
このプレーにより、阪神は土壇場でヤクルトの反撃を振り切り、試合が終了しました
試合後、森下選手は「うれしいです
フライが来たら絶対に刺してやろうとイメージができていたので、イメージ通り投げることができました」と語りました
なお、送球のタイミングは非常にタイトで、ヤクルトベンチがリクエストをしましたが、森下選手は「自分の指にもボールが噛んだ感触がありましたし、送球のラインもすごくあっていたので、リクエストもありましたけどアウトだと確信していました」と自信を持って答えました
また、森下選手は守備練習の重要性についても言及し、「筒井(壮)コーチとマンツーマンで毎日守備練習をやっていますし、守備・走塁は100パーセント目指してできるものだと思っているので、ぬかりなく引き続きやっていきたい」と語りました
さらに、チームの現状について「チームの状態もすごくいい
勝っていますが、気を引き締めて、あさってからまた勝ちたいなと思います」と話し、次戦への意気込みも見せました
今回の試合で森下選手が見せたバックホームプレーは、守備の重要性を再認識させるものでした。特に、ピンチの状況で見せた冷静さと正確性は、プロ選手として素晴らしいものです。試合後のコメントからも、勝利への意気込みが感じられ、このままチームが連勝を重ねることを期待したいと思います。
キーワード解説
- バックホームとは?:守備の際、外野手がボールを捕球後、ホームベースに向かって行う送球のことを指します。速やかに正確に投げることが求められ、タッチアウトを狙います。
- リクエストとは?:野球の試合中、判定が適切であるかどうかを確認するために、各チームが審判に対して行う申し立てのことです。この制度により、誤審を減らすことが期待されています。
- キャリアハイとは?:選手がこれまでのキャリアの中で、最も優れた成績を記録したことを指します。例えば、最多本塁打や打率などの個人成績がこれに当たります。

