日本ハムが50勝到達、達孝太選手の完投勝利で新庄監督が称賛

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■日本ハム 2ー1 西武(14日・東京ドーム) 日本ハムは14日、東京ドームで行われた西武戦に2-1で勝利し、パ・リーグ最速で50勝に到達しました

試合のないソフトバンクとのゲーム差を3ゲームに広げ、貯金は18となりました

達孝太投手は9回を投げ、2安打1失点の完投勝利を収め、これで6勝目を挙げました

新庄剛志監督は「安定感がありますよね

楽しんでそうでしょう、最後の9回」と頼もしそうに21歳の右腕を称賛しました

達投手はこれまで無敗を貫いていますが、前回登板した6日の楽天戦では初めて田宮とバッテリーを組み、5回で5失点(自責点3)という不調を見せ、初めて「クオリティスタート」(6回自責点3以下)を果たせませんでした

この日は再び伏見とのバッテリーで臨み、新庄監督は「やっぱり伏見くんのリードですよ

テンポや信頼関係が大事だと思います」と13年目捕手をさりげなく絶賛しました

さらに、達投手と伏見選手の間で交わされたダイレクトメッセージのやり取りも披露されました

「DMで『伏見くん以外で勝てないね』って送ったら、彼は『誰でも勝ちます』と言ったので、『いや、伏見くんに戻します』と言ったら、『わかりました』と返ってきました」と監督は語りました

達投手はデビューからの連勝記録を7に伸ばしており、今季は6勝0敗、防御率1.12という素晴らしい成績を残しています

また、監督推薦で初めてオールスターゲームに出場が決定し、4年目での飛躍を遂げています

「この完投、本人はおそらく『寒風じゃなくて悔しい』と言うでしょう」と笑顔を見せた新庄監督の表情からは、満足感がにじみ出ていました

今回の試合で達投手が完投を果たし、日本ハムが50勝に到達したことは、チームにとって大きな意味を持ちます。新庄監督の選手起用や戦略も光り、選手たちが自信を持ってプレイしている様子が印象的です。また、達投手と伏見選手の良い関係は、今後の試合でも重要な要素となるでしょう。若い選手の成長を温かく見守り続ける新庄監督の姿勢も注目です。
キーワード解説

  • 完投とは?試合の9回を全て投げ抜き、相手チームに失点を最小限に抑えることを指します。
  • クオリティスタートとは?先発投手が6回を投げ、自責点を3以下に抑えることを言います。この基準は、投手が安定した投球をしているかを評価するための重要な指標です。
  • 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えたかを示す数値で、より低い値が良い投手を示します。計算方法は、9回ごとの失点数です。

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